2ちゃんねるの歴史(にちゃんねるのれきし)では2ちゃんねるについての歴史を年代別に解説する。2ちゃんねるは、1999年5月中にひろゆき(西村博之)を名乗るネットユーザーの個人サイトとして開設された。当初はチャットなどの機能もあったが、後にスレッドフロート方式の電子掲示板群だけになる。5月30日、ひろゆきはあめぞうに2ちゃんねるを開設したことを報告した。名前の由来はあめぞうのサブ的な位置づけということで2ちゃんねるだとしていた。6月には東芝クレーマー事件が起き、発言の場を求めるネットユーザーが多く、また、あめぞうのサーバーが不調であったことから、2ちゃんねるにも利用者が集まった。2000年5月3日には西鉄バスジャック事件が起き、犯人が2ちゃんねるの利用者であったことから、マスコミで取り上げられ、急激な利用者の増加を招く。2001年8月には転送量の増加により運営が困難になり、多くの掲示板が停止される事態になったが、掲示板システムの改良により閉鎖は免れた(8月危機)。この頃から、サーバーの運営費を稼ぐため、2ちゃんねるは事業化の道を進む。2002年5月には有料登録システム2ちゃんねるビューアが導入され、他にも検索サービス(2ちゃんねる検索)、プロバイダー事業なども手がけるようになった。設立数年で2ちゃんねるの利用者は急増したが、それとともに犯罪予告なども多く見られるようになったことに対応して、匿名掲示板を謳い利用者のIPアドレスなどの接続情報を記録しない方針は転換され、2003年1月8日に利用者のIPアドレスを記録する方針を発表し、完全な匿名掲示板ではなくなっている。2014年2月、2ちゃんねる(「2ch.net」)のサーバ運営会社のN.T.Technologyによって当時の「2ch.net」の運営が解任され、以降は同社代表のジム・ワトキンスが管理人となっている。なお、西村は同年4月に新たな電子掲示板・2ちゃんねる (2ch.sc)を開設したこの年から、弁護士による2ちゃんねるの書き込みに対する削除仮処分、および発信者情報開示仮処分の判決を目的とした民事訴訟が増加する。運営はいずれも書式に不備がない限り、判決文に沿った対応を取っている。警察庁のまとめでは2010年度上半期(1 - 6月)のインターネット上の有害情報が09年比75パーセント増である。削除要請に対して未削除情報のもっとも多いのは業者2年連続で2ちゃんねるであった。
出典:wikipedia
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