レイ・バルガス（Rey Vargas、男性、1990年11月25日 - ）は、メキシコのボクサー。メキシコシティ生まれ、メヒコ州オトゥンバ出身。トレーナーはイグナシオ・ベリスタイン。1990年11月25日、メキシコシティで生まれた。4人兄弟で唯一の男の子である。両親とともにメヒコ州オトゥンバに移り住み、10歳の頃から父親で元プロボクサーのカルロスにボクシングの手ほどきを受け、学校に通い、仕事をする傍らで練習を続けた。2005年には国内外の大会でメダルを獲得。この頃からナショナルチームの一員として数年間、CDOM（Centro Deportivo Olímpico Mexicano、メキシコオリンピックスポーツセンター）でトレーニングを積んだ。北京オリンピック出場を目指したが、国内予選で敗退。年齢もオリンピック参加資格の基準に達していなかった。2007年12月、メキシコ開催のグアンテス・デ・オロでは、バンタム級決勝戦で亀田和毅にポイント勝ちを収め、優勝している。2009年には米大陸選手権で同級金メダルを獲得。同年の世界選手権では、後にロンドンオリンピックで同級金メダリストとなるルーク・キャンベルに4–13のポイント負けを喫した。アマチュア戦績は124勝7敗。エクトル・ガルシア率いるHGボクシング​​プロモーションと契約し、2010年4月10日にプロデビュー。2012年2月25日、グアダラハラで7勝4敗の相手を77秒で倒し、空位のIBFユーススーパーバンタム級王座を獲得。2013年4月27日、メキシコシティのアレナ・メヒコで開催されたメキシコと日本の対抗戦で、高野誠三（真正）と空位のWBCユースシルバースーパーバンタム級王座を争い、3回にボディーでダウンを奪い、TKO勝利で王座を獲得した。2013年8月24日、カリフォルニア州カーソンのスタブハブ・センターで行われたアブネル・マレス対ジョニー・ゴンサレス戦のアンダーカードで米国デビュー。ファニト・ルビリアル（フィリピン）に4回KO勝ちを収めた。2013年10月26日、トルーカでIBFスーパーバンタム級7位・WBC同級12位として、日本バンタム級10位の村井勇希（グリーンツダ）と空位のWBCユーススーパーバンタム級王座を争い、3-0の判定勝ちを収め王座獲得に成功した。長いラウンドを戦ったのはこれが初めてだった。2013年5月現在、リングテルメックスの奨学金制度を利用しており、この年6月にはオトゥンバにジムを開設している。また同年現在、トレーナーはイグナシオ・ベリスタインで、プエブロ・プロモーションズと契約。

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