千種 有功(ちぐさ ありこと、寛政8年11月9日(1796年12月7日) - 嘉永7年8月28日(1854年10月19日))は、江戸時代の公卿、歌人。正三位権中将。本姓は源氏。家系は村上源氏六条家の流れを汲む千種家。号は千々廼舎(ちぢのや)、鶯蛙園(おうけいえん)、在琴。千種有条の次男。はじめ一条忠良、次いで有栖川宮織仁親王、久世通理らに入門して和歌を師事、守旧の二条派の作風を脱した新想の和歌を多く詠んだ。和歌のみならず書画も能筆であり、また公家ながら刀剣を愛好し、その収集に飽き足らず自ら刀を鍛え、自作の歌(『やすきたちは さやにをさめて ますらをの こころますます とくへかりけり』が多い)をその刀身に陰刻するなどしていた。2000年代でもその遺作は蒐集家に人気がある。子に有名(中院通知からの養子)、左近衛少将有文など三男二女がある。東京都新宿区須賀町にある須賀神社に肖像・大岡雲峰画、歌・千種有功筆の三十六歌仙図が社宝として伝わっており、新宿区指定有形文化財(絵画)に指定されている。
出典:wikipedia
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