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鉄道国際協力機構

鉄道国際協力機構(てつどうこくさいきょうりょくきこう)は、世界各国の政府および鉄道事業者によって組織される国際機関の1つ。略称はOSShD、OSZhD、OSJD(ロシア語 : 、中国語 : 、英語 : Organization for Cooperation of Railways)。本部はワルシャワ(ポーランド)。1956年6月28日にソフィア(ブルガリア)で開かれた東側諸国の鉄道運輸相会議で、東側の鉄道事業に関する国際機関として機構の設立を決め、翌1957年9月1日に発足した。西側諸国が中心の国際鉄道連合(UIC)に対し、ソビエト連邦をはじめとする東側諸国の鉄道所管官庁と鉄道事業体で発足した。発足当初の加盟国は経済相互援助会議(COMECON)加盟の12カ国。のちキューバが加盟して13カ国となった。1992年以降、東欧の民主化でロシアから分離独立した各国が新たに加盟。1997年にはイランが加盟し、現在は閣僚級会議に27カ国、一般理事会に25鉄道事業体が加盟している。鉄道事業者のみで構成するUICと異なり、加盟各国政府の鉄道運輸所管閣僚で構成する「閣僚級会議」()と、鉄道事業体で構成する「一般理事会」()で構成される。閣僚級会議は機構の最高決定機関として機構の政策を協議し、実務レベルの調整を一般理事会が所管している。このほか、東側諸国と路線がつながっているフィンランドおよびギリシャ、UIC本部国のフランス、旧東ドイツ国鉄が加盟していたドイツなど6カ国の6鉄道事業体が「オブザーバー」()として、また電気、車両メーカー、国際列車運行会社など民間企業35社が「企業会員」()としてそれぞれ参加している。ソ連および中国を介した東欧圏およびアジア圏の(旧)社会主義諸国の国際鉄道輸送の調整を主な機能とし、欧州-アジア間の旅客輸送、貨物輸送および車両使用の連携について加盟国間の合意を結んでいるほか、国際間のダイヤや車両運用の調整にあたっている。また、加盟国すべての鉄道信号方式をOSShD方式で統一したほか、東側諸国の客車の国際標準規格(OSShD規格)も制定した。1990年代以降、西側諸国の先進鉄道技術を東側に移入して各国鉄道の近代化を促進した。現在はUICや民間企業と連携して、欧州-アジア間の国際貨物鉄道輸送ルートの確立、新しい座席予約システムなどの旅客情報システム開発などに力を入れている。加盟国数はUICに比べ大幅に少ないものの、27カ国の路線総延長は29万6548キロで、世界の全鉄道路線の約3分の1を占めている。チェコ、スロバキア(旧チェコスロバキア)など第二次世界大戦前からUICに加盟していた一部の国を除き、ほとんどの国が1990年代以降、UICにも加盟している。標準軌用客車規格の「OSShD-B」形は、ドイツ国営鉄道が1962年に開発したバッファー長間24.5m・ゲルリッツV形台車使用の新世代客車を基本に策定されたもので、1968年にはOSShD-Bをベースに、UIC規格に準拠した設計に改めた「OSShD-Y」形客車が登場した。車両は東独の人民所有会社バウツェン車両製造(VEB Waggonbau Bautzen)と人民所有会社ゲルリッツ車両製造(VEB Waggonbau Görlitz)で新製され、東欧圏のOSShD加盟国に供給された。OSShD-Y形客車は、OSShD-Bに比べ深いカーブの特徴的な屋根を持ち、現在も旧東欧圏を中心に主力客車として活躍している。国際列車のユーロシティ用などとして、西側諸国の水準に合わせてリニューアルや高速化工事を施された車両も少なくない。また用途廃止後売却され、アフリカなど発展途上国の鉄道事業者で使用されている車両もある。

出典:wikipedia

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