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ぞろぞろ

ぞろぞろは、古典落語の演目のひとつ。信心から起きた奇蹟を主題とした、民話の香りがする小品である。もとは上方落語であり、東京に伝わって同題で演じられる。主な演者に、上方の橘ノ圓都、2代目笑福亭松之助ら、東京の林家彦六、7代目立川談志、6代目三遊亭圓窓、春風亭昇太らが知られる。参詣客がまばらな稲荷神社の門前。茶店を営む老夫婦の生活は苦しく、店主の老爺は妻の老婆に「売り上げがないため、仕入れもままならず、商品はわずかな駄菓子と、天井に吊るしたまま長く売れ残ったワラジ1足だけだ」と不満をぶちまける。老婆が「なにごとも信心だから、お稲荷様にお参りに行ってはどうですか」とすすめるので、店主は言うとおりに神社へ行き、茶店の繁盛を懸命に祈った。店主が店に戻って間もなく、雨が降り出し、ひとりの参詣客が雨宿りにやって来る。茶を飲み終え、店を出ようとした客が引き返し、「地面がぬかるんでいて、おろしたばかりの自分の履物を汚したくない」と言い、ワラジを買う。老夫婦が「ご利益だろうか」と感じ入っていると、別の客が来て「ワラジをくれないか」と店主に注文する。「申し訳ありませんが、たった今売り切れてしまいまして」「何を言っている。そこに1足吊っているではないか」店主が振り返ると、売り切ったはずのワラジがあるので、店主は大きく驚く。「客がワラジを買うたび、新しいワラジがぞろぞろと下りてくる。下りたら下りるだけ、ワラジが売れていく。やはりお稲荷様のご利益だ。わたしたちはこれで生活が楽になる」茶店の向かい(あるいは茶店の隣、隣町とも)の床屋の主人は、かつての茶店同様に寂れている。茶店が繁盛していくさまを見聞きし、うらやましがり、稲荷神社に参詣して祈りをささげる。床屋が店に戻ると、店は客であふれかえっている。床屋は「さっそくのご利益だ」と喜び、カミソリで客のひげを剃る。するとたちまち、新しいひげがぞろぞろと生えてきた。

出典:wikipedia

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