シュフラン級原子力潜水艦(シュフランきゅうげんしりょくせんすいかん、Classe Suffren)はフランス海軍で計画中の攻撃型原子力潜水艦である。リュビ級原子力潜水艦を置き換える目的でDCNS("Direction des Constructions Navales Services")により設計された。計画時点ではバラクーダ型(Type Barracuda)と称した。コリンズ級潜水艦更新計画で通常動力版の建造が予定される。シュフラン級にはル・トリオンファン級原子力潜水艦で培われたポンプジェット推進を含む技術が採用される予定である。同級には魚雷発射管発射式長距離巡航ミサイル(SCALP-Naval)の搭載が予定されており、船尾にはX舵が搭載されることになっている。2006年12月12日、フランス政府は6隻のシュフラン級の導入に79億ユーロを計上した。船体を建造するDCNSと原子力機関を建造するAreva-Technicatomeに充当される. DGAは“下請けとして外国企業の入札参加を初めて受け入れる。”としている。1番艦は2016年に就役する予定である。DCNSの本級の計画監督者であるAlain Aupetitは"1番艦と2番艦の就役には2年半の間隔が生じるが、その後は2年毎となり、最終艦は2026年に就役する予定である。"としている。予定艦名は、1番艦がシュフラン("Suffren")とされ、以下、デュゲイ=トルーアン("Duguay-Trouin")、デュプティ=トゥアール("Dupetit-Thouars")、デュケーヌ("Duquesne")、トゥールヴィル("Tourville")、ド・グラース("De Grasse")となっているが、2番艦以降の5隻の順序は確定していない。コリンズ級潜水艦更新計画において、ドイツの216型、日本のそうりゅう型、フランスの通常動力版のシュフラン級ブロック 1Aが候補になり、ティッセン・クルップ社が212型に搭載されているAIPシステムそのものをオーストラリアに技術供与することも表明し、建造後に生じたコスト増加分は全て会社側が負担するという費用固定での費用見積りを提示している点が評価されて、216型が最有力候補になっているとされていたが、2016年4月26日にシュフラン級ブロック 1Aが選定された。他の候補はいずれも就役している潜水艦だったのに対して潜水艦の建造経験の浅いASCで概念のみで建造実績のない潜水艦の建造を危惧する声もある。
出典:wikipedia
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