モンジュ（フランス語：Monge, A 601）は、フランス海軍のミサイル追跡艦である。艦名は数学者ガスパール・モンジュ（）に由来する。アンリ・ポアンカレの後継として就役した。その主な任務は、フランスの運用する戦略級弾道ミサイルの試射を観測し、その開発を支援することにある。また、フランスの人工衛星打ち上げにも協力する。任務のために巨大なパラボラアンテナを含む高度の設備が搭載され、広いコントロールルームが設けられている。モンジュにはフランス軍事偵察局の要員が乗り込んでおり、以上の役割の他に地上の制御局と共同でフランスの軍事衛星に対する制御や情報受発信を行っていると考えられている。「モンジュ」は、アルストム＝アトランティーク造船所で建造され、1990年3月26日起工、1990年10月6日進水、1992年11月5日に就役しブレスト海軍工廠に配備された。1993年にボーヌと命名都市の関係を結ぶ。ボーヌはモンジュが生まれた町でもある。

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