旭川師管区（あさひかわしかんく）は、大日本帝国陸軍の師管区の一つ。第7師団の管轄区域である。第7師団は宇垣軍縮後の常設17個師団の一つであり、第7師団が北海道と樺太を管轄し補充は旭川師管区であったが、作戦と軍政のいずれもが師団長の管掌事項であった内地の13個師団とは異なる体制で、実際の補充は内地からも行われた。また他の常設師団が、いずれも留守師団を残し戦地に出征したのに対し、第7師団は第二次世界大戦中戦地に出征すること無く管区の北海道に在り続けた。大戦末期の1945年（昭和20年）1月20日に大本営は帝国陸海軍作戦計画大綱を決定、同年2月28日師団長が管掌していた軍政を切り離し北部軍管区司令部に隷属する旭川師管区司令部が設けられ、師管区司令部が臨時編成の連隊区司令部と地区司令部を管掌することになった。

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