株式会社パブリック&ベーシックは、かつて存在した日本のアニメーション企画・制作会社。代表作は『サイボーグクロちゃん』や『へろへろくん』。2001年1月に倒産。通称「PiBi」。代表取締役はアニメーション制作会社のアウベックのプロデューサーだった松浦賢子。取締役副社長は賢子の息子である松浦公基が務めていた。『サイボーグクロちゃん』や『へろへろくん』などのアニメを製作。特に『サイボーグクロちゃん』は小、中学生など低年齢層の間でヒットし、同アニメのおもちゃ「うちまくりクロちゃんシリーズ」の売れ行きも好調だった。アニメでは成功していたものの、人件費などの予算面の困難や副社長の事業の失敗により、倒産に至った。制作スタジオではあるが、作画部は存在せず制作進行も雇っていない。そのため、関連会社であるスタジオボギーなどに実制作を発注しており、パブリック&ベーシック側は制作プロデューサーや文芸制作を発注して制作を管理していた。

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