LINEスタンプ制作代行サービス・LINEスタンプの作り方!

お電話でのお問い合わせ:03-6869-8600

stampfactory大百科事典

とびうお (宇高連絡船)

とびうおは、国鉄(日本国有鉄道)四国総局宇高船舶管理部および四国旅客鉄道株式会社(JR四国)船舶課が、瀬戸大橋開通以前に、本州・四国間の旅客輸送用に運航していたホーバークラフトである。ホーバークラフト(ホーバー便)は急行扱いであり、乗車券に加えて船急行券(便指定、座席は自由席)が必要であった。本州側の宇野駅(岡山県)と四国側の高松駅(香川県)の間の瀬戸内海(宇高航路)を23分で結んでおり(普通の連絡船だと1時間かかっていた)、乗り場が駅ホームの先端(宇野)や、駅舎脇(高松)だったので、列車からの乗り継ぎに大変便利だった。エンジンはヘリコプターと同じガスタービンを備え付け、時速80kmで海面を飛ぶように走っていた。国鉄宇高航路のホーバークラフトは、1972年(昭和47年)11月8日にかもめが就航していた。このホーバークラフトは三井造船のMV-PP5型1隻(7号艇)をリースしたものであったが、定員は52名と少なく、大型化が必要となった。国鉄は三井造船に新たなホーバークラフトを発注する。三井造船はMV-PP5型の18号艇として、船体を延長し66名乗りとしたMV-PP5mk2を国鉄に納入する。新しいホーバークラフトは「とびうお」と名づけられ、1980年(昭和55年)4月23日に就航した。1986年(昭和61年)7月1日には、将来的な岡山市内-高松間のホーバー直通運航が検討され、岡山商工会議所(岡山市)などの要請で、岡山市京橋町の旭川河畔と児島半島沖の間で「とびうお」を使って2往復の試験運航を行った。しかしコスト等の問題により実現は見送られた。1987年(昭和62年)4月1日、国鉄分割民営化により、「とびうお」はJR四国の所有・運航となった。翌年の瀬戸大橋開通後も、宇高航路の急行便だけは残される事になったが、高速艇「しおかぜ」が採用されたため、「とびうお」のリタイアが決定的になった。そして、瀬戸大橋線(本四備讃線)開通前日の1988年(昭和63年)4月9日を最後に宇高航路のホーバークラフトは廃止された。廃止後の「とびうお」は、売却のため入札が行われたが、落札されず、後に建造元の三井造船に売却。その後1991年(平成3年)に同社玉野事業所にて解体された。

出典:wikipedia

LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。