ジュリア・フィオナ・ロバーツ(Julia Fiona Roberts, 1967年10月28日 - )は、アメリカ合衆国の女優。ジョージア州アトランタ出身。身長175cm。兄エリック、姪のエマも俳優。両親共に役者で、彼女が幼いときはアトランタで演技学校を経営していた。兄エリックと姉リサの妹として生まれた。ジュリアが幼いころ両親が不仲になり、1972年に正式に離婚(父親はジュリアが10歳のときに44歳で病死)。母親は同年に11歳年下の男性と再婚し、ジュリアの下に妹ナンシーが生まれたが、継父はアル中で暴力的な男で、それを嫌って兄のエリックは家を出たが、母親が離婚する1983年までジュリアは辛い思春期を送った。役者になった兄のエリック・ロバーツ(現在は不仲とのこと)を訪ねてゆくうちに自分も役者を志すようになったと言う。1984年 特捜刑事マイアミ・バイス シーズン4の22話『Mirror Image (2)』にてゲスト出演。高校卒業後にニューヨークに出て演劇学校に通いながらオーディションを受ける日々を送る。1988年に映画デビューし、翌年の『マグノリアの花たち』でゴールデングローブ賞 助演女優賞を受賞して注目される(自身初のアカデミー賞候補にもなった)。そして1990年、リチャード・ギアと共演した『プリティ・ウーマン』で、エレガントに変身するコールガールを演じ、彼女の当たり役となる。映画は大ヒット、彼女自身もアカデミー賞にノミネートされ、スターの座をつかむ。2001年には『エリン・ブロコビッチ』で同賞の主演女優賞を受賞。2006年に出産後初の仕事としてブロードウェイの舞台作品『』に出演し、ブロードウェイ・デビューを果たした。舞台役者ではない彼女に対する劇評は芳しくなかったが、チケットは最初の週だけで驚異的な売り上げを記録し、商業的には大成功している。2010年8月、2009年にインドで撮影が行われた映画『食べて、祈って、恋をして』のプロモーションのため初来日した。キャリアが長いにもかかわらず一度も訪日経験がなかったため、理由は不明ではあるがなぜか反日だという噂がネット上で存在していた。そのため、来日は洋画ファンを喜ばせた。2014年2月、妹ナンシー・モーツが薬物自殺。遺書にはジュリアのせいだと記されていた。ナンシーは幼い頃よりジュリアに肥満をバカにされ傷ついてきたと以前から訴えていた。右の頬にある泣きぼくろが特徴。左利き。これまでキーファー・サザーランド、リーアム・ニーソン、ダニエル・デイ=ルイス、ディラン・マクダーモット、ジェイソン・パトリック、ベンジャミン・ブラットらとの交際歴がある。キーファー・サザーランドとは1991年4月に婚約するも、式の3日前、自分に正直でありたいと式をキャンセル。その4日後、キーファーの友人でもある、ジェイソン・パトリックとアイルランドへ旅立つ。1993年にカントリー歌手のライル・ラヴェットと結婚したが、1995年に離婚。1998年から2001年まで俳優のベンジャミン・ブラットと交際 。2002年には映画カメラマンのダニエル・モダーと不倫の末に略奪婚し、2004年11月に男女の双子を出産。2007年6月18日に次男を出産。『幸せの教室』で共演しているトム・ハンクスとは長年の友人で、家族ぐるみの付き合いだという。『食べて、祈って、恋をして』の撮影の時に、ヒンドゥー教に改宗している。この映画のロケでヒンドゥー教と出会ったわけではなく、かねてからヒンドゥー教に興味を持ち学んでいたのだと語っている。ヒンドゥー教に興味をもつきっかけになったのはニーム・カロリ・ババの写真を見た事だという。彼女の子どもたちもヒンドゥー教徒としての名前を持っている。ロバーツが立てた制作会社「レッド・オーム・フィルムズ」でもインド宗教の聖音「オーム」を社名に入れている。ヒンドゥー教式の結婚式をあげながらも早期に離婚したケイティ・ペリーとラッセル・ブランドについて、ヒンドゥー教における結婚式の重さがわかっていない、と怒りを示すなど信仰面で厳格な一面も持つ。こうした真摯さを評価し、アメリカのヒンドゥー教団体「ユニバーサル・ソサエティー・オブ・ヒンドゥーイズム」の指導者ラジャン・ゼッドは彼女に栄誉を与えている。2001年6月、豪華なハイテク仕様のトレーラー車を35万ドル(日本円で約4,200万円)で購入したという。このトレーラー車には3つの寝室、大きな大理石のバスルーム、デラックスなキッチン、6人がけのダイニング・ルーム、衛星放送アンテナ、自動進路設定システム、ルーフ・トップが付いたジャグジーなどが付いているという。2005年12月、『ハリウッド・リポーター』紙が「最も出演料の高い女優ランキング」を発表し、映画1本の出演料が2000万ドルで1位になった。2007年1月、米経済誌『フォーブス』誌がエンターテイメント界で活躍する女性で資産の多い女性トップ20を発表し、総資産169億円で8位にランクインしている。2010年2月、『ウィークリー・ワールド・ニュース』によると、映画『バレンタインデー』に出演したジュリアだが、わずか6分間の出演で300万ドル(日本円で約2億7,000万円)の出演料を受け取ったという。これは1分あたり約4,500万円、単語ひとつあたり約108万円という計算になるといい、映画の製作費が5,000万ドル(日本円で約45億円)であることからも破格の契約だという。2010年11月、『デイリーメール』紙によると、イタリアのコーヒーメーカーのラバッツァのクリスマス用コマーシャルに出演したという。コマーシャルの設定は「雲の上」で画家サンドロ・ボッティチェッリがジュリア演じる女神をモデルに名画「春」を描こうとするもので笑顔を見せない女神に弱り顔のボッティチェッリだが、女神はコーヒーを一口飲むと大きな笑顔になり、再びボッティチェッリが描き始めるという内容になっている。長さは45秒でジュリアにセリフはないが、ギャラは120万ユーロ(日本円で約1億3250万円)だったという。2011年7月、米経済誌『フォーブス』誌電子版が「ハリウッド女優の所得番付」を発表し、2,000万ドル(日本円で約16億円)を稼いで5位にランクインした。
出典:wikipedia
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