所沢通信基地(ところざわつうしんきち "Tokorozawa Transmitter Site")とは、埼玉県所沢市にある米第5空軍374空輸航空団所属に所属する在日米軍通信基地。施設番号はFAC 3049。日米安全保障条約上の正式名称は「所沢通信施設」(米軍側は主に所沢トランスミッターサイトの呼称を用いる)。"以前の歴史は陸軍所沢飛行場、大和田通信所を参照"アメリカ軍横田基地や大和田通信所との通信用マイクロウェーブ鉄塔1基、米軍航空機との通信用指向性アンテナであるLPアンテナ8基、航空機との通信用無指向性アンテナであるディスコーン・アンテナ13基、LTOアンテナ2基など、各種通信用機器が設置されている。その他中央部に管理施設、倉庫が併設されている。大和田送信所の受信に対し所沢通信基地は米軍機に対する送信が主な役割である。『スコープ・コマンド』計画近年、米軍資料から所沢通信基地を含む世界14ヶ国にある通信基地を対象にアメリカ大統領もしくは国防長官などから核攻撃実施部隊への「緊急行動メッセージ "EAM"」を米本土から遠隔操作で伝達可能にする近代化計画がある。1982年(昭和57年)の第三次返還以降、市・市議会・基地対策協議会らの再三の要望(米軍基地が有るため付近の県道が分断されている事による弊害や軍事目標となる事を懸念)にも関わらず返還実現への動きが止まっているのが現状である。対して米軍は通信機能強化に進んでいる為、返還に向けた合意は難しいのが実情である。2012年(平成24年)2月23日、防衛省から日米合同委員会にて東西連絡道路用地の返還合意があったとの報告があり、第三次返還以来、約30年振りの動きが期待されている。
出典:wikipedia
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