『ビブリボン』は1999年に七音社が開発しソニー・コンピュータエンタテインメントから発売されたプレイステーション用音楽ゲーム。点と線のワイヤーフレームだけで描かれたグラフィックは一種独特な雰囲気を放ち、それまでに無かったまったく新しいリズムアクションゲーム。2012年、ニューヨーク近代美術館のコレクションに収録され、2013年6月現在、同館では訪問者がプレイできる形で常設展示している。2014年10月にはゲームアーカイブスでデジタル配信が行われるとともに、PS4版が開発中であると公表された。プレイヤーは、大きな瞳のウサギのようなキャラクター「ビブリ」を操作し、前方に現れる障害物(ピース)を避けながらゴールを目指す。基本的にはシンプルなアクションゲームだが、BGMを選曲することにより障害物の種類や配置が単純化または複雑化したりといった変化が楽しめる。それにより従来の音楽ゲームに存在した固定ステージという概念は存在せず、プレイヤーがBGMを変更するだけでランダムにステージ内容が構築される。ステージではビブリは直進しかしないが、タイミングよくコントローラーに対応したキーを押すことで各種障害物を越えることができる。障害物は基本となる「ベーシックピース」が4種類(カベ、アナ、ループ、ナミ)と、これらのものを組み合わせた「ミックスピース」が存在し、障害物を越えることに失敗するとステージ全体が波打つなどのペナルティが生じるほか、さらに連続してミスするとビブリがウサギ→カエル(ケロビブリ)→芋虫(ムシブリ)という順に退化してしまう。ただし成功を続ければ一度退化しても進化することが可能で、最高段階では王冠と羽がついた姿(スーパービブリ)になる。スーパービブリ時は獲得得点が2倍になる。マツ、タケ、ウメという三種類の難易度がビブリボンのゲーム内には存在しており、Laugh and Peace featuring 藤田陽子が手がけた6曲のBGMによるステージが最初から用意されている。これは言うなればビブリボンの練習ステージで、ウメは一番簡単でマツが一番難しい音楽として設定されている。制限時間内に目標速度に達することを目指すのがこの「スピード」である。障害物が無いところでアクションを起こしその次の障害物をクリアすると加速する。その繰り返しで加速し続け定められた速度を目指すというもの。マツ、タケ、ウメの三種類の難易度があり、それぞれ目標速度が異なる。ビブリボンの醍醐味と言えるのがこのオコノミCDで遊ぶというモード。簡単に言えば手持ちの音楽CDを挿入し、気に入った曲を選曲しそれで構築されたステージを遊ぶというもの。一曲だけ選ぶ(シングルトラック)かCD1枚をまるごとプレイ(オールトラック)するかを選ぶことができる。音楽が再生されるCDであればどんなものでも選曲可能なので枠にとらわれない自分だけの音楽ゲームとして楽しむことが可能。また、鑑賞用の「オート」もある(オールトラックのみ)。このモードはゲームアーカイブス版ではPlayStation 3でのみ使用可能。作曲はLaugh and Peace。ビブリボンCDで選べる6曲は『ビブリボン』のゲームディスクを音楽CDとして再生することで全て聴くことができる。ただし音楽はゲーム内同様のテンポ、リズムで固定されておりオリジナルの音楽ではない。
出典:wikipedia
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