『キン肉マン 奪われたチャンピオンベルト』(キンにくマン うばわれたチャンピオンベルト)は、ゆでたまごの漫画を原作とするアニメ『キン肉マン』の劇場版第1作。48分。東映まんがまつりの1作品として1984年7月14日に公開された。サブタイトルはソフト化の際に付けられた。DVD化の際にはサブタイトルは無くなっている。観客動員数180万人。7人の悪魔超人編終了後のストーリーになっており、アニメで語られたキン肉マンランド建設のエピソードが題材。また、キン肉マンが次々と自分の犠牲となる正義超人に対し、「真の友情とは何か?」という問題を提起している。作者であるゆでたまごは本作以降劇場版にゲスト出演している。また丸の内東映での舞台挨拶のとき、場内で騒ぐ子供たちに辟易していたものの、スクリーンに映ったキン肉マンを見た途端、子供たちが主題歌の合唱を始め、嬉し涙でスクリーンが見えなかったと回顧している。本作以後の劇場版のエンディングはテレビと同じものを使用しているが、本作のみ挿入歌『奇跡の逆転ファイター』が使用され、絵コンテを流す手法がとられた。7人の悪魔超人との闘いを終え、キン肉マン自身の夢であるキン肉マンランド建設のために寄付金を集めるキン肉マン。著名人が寄付に参列するなか、空に暗雲が立ち込め突如として現れた、メトロ星の宇宙地下プロレス連盟により、チャンピオンベルトと恋人である二階堂マリをさらわれてしまう。ボスのオクトバスドラゴン3世はキン肉マンと改めて決着を付けるため、マリを人質に「次の日の12時までにメトロ星に来ること。一秒でも遅れれば。女を巨大怪獣ギラザウルスの餌にする」と言いつけ去って行く。キン肉マンはテリーマンら正義超人(アイドル超人)の協力を得てメトロ星へと向かう。道中、次々と正義超人たちが自らの犠牲になることに疑念を抱き、苦悩するキン肉マンだが、チャンピオンベルトとマリの命を救うためにテリーマンと共に最後の決戦に挑む。1983年夏・1984年春と2回も興行が休止され、1年4ヶ月振りに再開された「まんがまつり」は、初の「TV作品の劇場用新作」のみで構成、以後(1987年春興行を除き)最終興行の1989年夏まで「TV作品の劇場用新作」構成となる。いずれも東映ビデオより発売。
出典:wikipedia
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