和倉温泉駅(わくらおんせんえき)は、石川県七尾市石崎町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)・のと鉄道の駅である。能登地方の代表的な温泉である和倉温泉への最寄駅である。1925年に国鉄七尾線が延伸した際に「和倉駅」として開業した(1928年までは終点駅)。1980年に「和倉温泉駅」に改称され、1987年からJR西日本の駅となった。2015年3月現在、JR西日本管内で最も北に位置する駅でもある。国鉄時代は貨物の取り扱いもあり、同駅近隣にあるイソライト工業の貨物運送のため陶器車も常備車として在籍していた。同駅から約500mほど枝分かれしたイソライト工業への引込線も貨物取扱廃止時まで営業していて、専用のディーゼル入替機関車が工場と駅を往復していた。1991年に七尾線が当駅まで電化されるのと同時に七尾線の一部がのと鉄道に経営移管され、JR七尾線の終点駅は当駅、のと鉄道七尾線の起点駅は1駅南の七尾駅となり(当駅は国鉄・JRとしては63年ぶりに終点駅に戻ったことになる)、七尾駅 - 当駅間はJRとのと鉄道の共用区間となった。その際、普通列車は七尾駅を境に系統分離して七尾駅以南はJR、以北はのと鉄道が運行することとし、共用区間ではJRは優等列車のみの運行となった。したがって当駅には2015年現在、大阪駅・金沢駅から七尾線に直通する当駅発着のJRの特急列車と、七尾駅を起点とするのと鉄道の普通列車のみが乗り入れている。駅自体はJR西日本が七尾鉄道部管理の直営駅として管理を受け持っている。2015年10月の観光列車「花嫁のれん」運行開始に伴い、当駅の装飾をはじめ改修・整備が行われている。。相対式ホーム2面2線を持ち、列車交換が可能な地上駅。コンクリート2階建の駅舎を備える。1番のりば側に駅舎があり、2番のりばへは跨線橋で連絡している。前述通りJR西日本の直営駅であり、みどりの窓口が設置されている。JR用のタッチパネル式自動券売機、みどりの券売機が設置されているほか、のと鉄道の自動券売機も設置されている。なお、改札はJRの特急列車の発着時のみ行い、のと鉄道の利用客は乗車時に整理券を取り、下車時に運賃・切符を運賃箱に入れる。待合室にあった売店「キヨスク」で、七尾駅の駅弁業者「松乃寿し」の商品が販売されていた。2016年5月にキヨスクが閉店したことに伴い駅弁の取り扱いを終了した。なお、松乃寿しも駅弁事業から撤退している。「石川県統計書」によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。施設道路バス停名は和倉駅前。
出典:wikipedia
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