ジャコビー・マッケイブ・エルズベリー(Jacoby McCabe Ellsbury, 1983年9月11日 - )は、アメリカ合衆国・オレゴン州マドラス出身のプロ野球選手(外野手)。左投左打。現在はMLBのニューヨーク・ヤンキースに所属している。インディアンのナバホ族初のメジャーリーガーでもある。タンパベイ・デビルレイズにドラフト23巡目指名されるも入団を拒否、その後オレゴン州立大学に進学した。にドラフト1巡目(全体23位)でボストン・レッドソックスに指名され入団した。6月30日、本拠地フェンウェイ・パークで行われたテキサス・レンジャーズ戦でメジャーデビューした。ココ・クリスプが負傷したことにより昇格し、9番センターとしてスタメン起用された。初ヒットはその試合で3回裏にロビンソン・テヘダから放った。初盗塁は7月2日の同じくレンジャーズ戦でブランドン・マッカーシーとジェラルド・レアードのバッテリーから記録した。またその試合では二塁塁上から暴投で一気に本塁生還を果たし、その走力の高さを見せ付けることになった。その後は7月5日にマイナーへ降格し、8月17日に一旦昇格するもののメジャーに定着することは無かった。9月1日のロースター拡大(セプテンバーコールアップ)に伴い、再びメジャー昇格。9月2日にはボルチモア・オリオールズ戦でダニエル・カブレラからメジャー初本塁打を放った。9月は活躍が認められアメリカンリーグの月間最優秀新人に選ばれた。9月の活躍が認められポストシーズンのロースターに登録されるとココ・クリスプの不調に伴い、アメリカンリーグ優勝決定シリーズ (ALCS) 第6戦以降は先発選手として起用される。結局ポストシーズンは合計11試合で打率.360、25打数9安打2盗塁と結果を残した。10月27日のワールドシリーズ第3戦では新人としては史上初の1イニング2二塁打を放ち(MLBでは2001年のマット・ウィリアムズ以来史上2人目)、新人では史上3人目の1試合4安打を記録した。は、まだ新人資格は引き続き有しているため、新人王有力候補と目され、2008年のベースボール・アメリカの有望株ランキングでは13位、レッドソックス傘下ではクレイ・バックホルツに次ぐ2位にランクされた。2008年は開幕からリードオフマンとして出場し続けた。5月18日にメジャーデビューからの連続盗塁成功が25で途切れたが、1951年以降でティム・レインズの27、ミッチェル・ページに次ぐ長さとなった。6月15日にはアンビー・マコネルが記録した31盗塁の球団新人記録を100年ぶりに更新。球団史上3位の50盗塁で最多盗塁のタイトルを獲得し、98得点はダスティン・ペドロイアの118得点に次ぐチーム2位。新人王の投票ではエバン・ロンゴリア、アレクセイ・ラミレスに次いで3位の票を集めた。4月26日、対ヤンキース戦、5回裏2アウト満塁でホームスチールを決め地元ファンを沸かせた。「失敗したら最悪だったが、(相手投手の)アンディ・ペティットの投球を見て、絶対に成功すると思ったから行った。」と話した。から背番号を46から2に変更している。開幕直後、守備の際にエイドリアン・ベルトレと交錯し肋骨を骨折。5月下旬に復帰したものの再びDL入りしてしまう。結局3度のDL入りの影響で18試合しか出場出来ず不本意なシーズンだった。は最高のシーズンをおくった。自己最多の158試合に出場、打率.321、HR32本、212安打といずれもキャリアハイの成績を残し、さらにシーズン終了後には初のゴールドグラブ賞、シルバースラッガー賞を受賞するなど、急成長を遂げた。ア・リーグMVPの投票では、ジャスティン・バーランダーに次いで2位に入り、野手ではトップだった。1月17日に年俸800万5000ドルで合意。調停2年目の選手としてはミゲル・カブレラに次いで史上2位の高額である。シーズンでは開幕直後に右肩を亜脱臼し、74試合の出場に留まった。は134試合に出場し、9本塁打53打点、打率.298だった。盗塁はリーグトップの52個を記録した。10月31日にFAとなった。2013年12月7日にニューヨーク・ヤンキースと総額1億5300万ドルの7年契約(2021年・2100万ドルの球団オプション付き)を結んだ。は負傷による一時的な離脱もあったが、自己2位となる149試合に出場。打率.271・16本塁打(自己2位、3年ぶりの2ケタ本塁打)・70打点(自己2位)・39盗塁(2014年ア・リーグ2位)という成績を記録した。、5月19日の対ワシントン・ナショナルズ戦で右膝を痛め、後に15日間のDL入りをした。その後復帰し、111試合に出場したが、打率.257・21盗塁という数字はいずれも2年連続で低下。本塁打も1ケタに留まり、前年よりも貢献度は低かった。他方、守備面では110試合のセンター守備で無失策と安定感を発揮した。4月22日のタンパベイ・レイズ戦の5回裏、マット・ムーアの投球と同時にホームスチールを決めた (自身6年ぶり2度目) 。ヤンキース3シーズン目の同年は148試合に出場。打率.263・9本塁打・56打点・20盗塁を記録したが、ホームランは2年連続で10未満に留まり、盗塁成功率も71%など、不完全燃焼の感があった。センターの守備は、148試合で3失策・守備率.989と失策がやや増えたが、DRSは + 8と安定感があった。
出典:wikipedia
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