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水揚げ (花街)

水揚げとは江戸時代から売春防止法施行以前の時代、芸妓遊女が初めて客と寝所にて接することであった。そのとき処女を喪失することになっていた。その語の由来には等様々な説がある。遊女の場合禿(かぶろ)が新造を経て一人前のお披露目をした後初めて客と同衾することであった。遊女は一人前となり事実上の業務スタートとなるが(お客をとるようになる)、芸妓の場合はそれまでの年少芸妓、見習い芸妓の立場から、一人前の芸妓になる通過儀礼的な側面が強かった。それに続いて特定の旦那を持つ、という段階を踏むことが多かった。水揚げに選ばれる客は、その道に熟達した通人(つうじん)のなかから特に財力のゆたかな者が、抱主の依頼に応じたり、その承認のもとに自薦したりしてこの任に当たるのが常であった。現在、遊女、それに続いての娼妓という存在自体がないが、芸妓は、初めて旦那を持つ場合が(といっても、現代ではほとんどそのようなことはない)事実上の「水揚げ」とされる場合がある。その起源は、初夜権に由来し、民間の類似の風習、その遺風とみなすべき行事は中山太郎『売笑三千年史』にある。また、水祝いと関係があるらしい。京都の舞妓は、水揚げが済むと、髪型をそれまでの割れしのぶからおふくに結い替えた。水揚げ後の舞妓は、おふくから、勝山、奴島田、舞妓最後の髪型である先笄を経て、芸妓となった。現在の、京都の舞妓の水揚げは、色事抜きで、割れしのぶからおふくへと髪型を替える、事実上の髷替えとされることがある。また、舞妓から芸妓になる襟替えにも、色事はともなわない、と、されることがある。体を売ることと、芸を売ることが厳しく峻別されていた吉原では、芸者が一人前の芸者になるにあたって、水揚げされることは無かった。

出典:wikipedia

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