『花と悪魔』(はなとあくま)は、音久無による日本の漫画作品。『花とゆめ』(白泉社)2007年8号および15号で読み切りとして掲載、同年21号から23号まで集中連載として掲載後、同誌2008年3号からロングラン連載化、同誌2010年24号まで掲載された。単行本は全10巻。大悪魔―ビビが魔界から人間界に移り住んで二度目の冬、雪の日に自邸の門前に捨てられていた赤ん坊を気紛れから拾い、その子が花のような笑顔を見せた女の子であった事から“はな”と名付けた。それから、十数年後。成長したはなは、悪魔が触れると花は枯れてしまうと知りながらも、ビビに触れたい―好かれたいという一心から、毎日ビビの元へ花を届けるようになっていた。が、ビビは花の枯れる姿にはなを重ね、同じように傷付けることを恐れるあまりに、はなとの触れ合いを拒んでいた。そんなある日、魔界からビビを連れ戻すようにとの長老からの命を受けた悪魔―フェルテンが屋敷にやって来たことで、ビビとはなの関係が少しずつ変わり始める。登場人物の下の声優名は、ドラマCDでのもの。生気を吸い取る瘴気が常に漂う、悪魔の世界。有史以来、魔王・ルシフェルの統治下にある。太陽のない、人間界での夜並みに薄暗い世界なので、人間界を訪れた際には日光を嫌がる悪魔が多い。近年では度々、瘴気の溜まり場である地底への穴がランダムに開き、漏れ出した瘴気で魔界、さらには人間界をも飲み込む恐れが出ている。悪魔達は触れた花を枯らせる性質を持ち、高い再生能力を持つ。また悪魔にとって人の生き血は、その美味さからビビのように嗜好として飲む場合もあるが、強力なエネルギー源にもなる。大正時代の日本を思わせる街で、洋装が主な魔界やビビの邸内に対し、住人の殆どが和装。町外れの小高い丘には、見えているのにいくら登っても辿り着けない(限られた者しか侵入させない結界による)洋館―ビビの邸があり、町の噂になっている。『花とゆめ』の応募者全員サービス(2008年18、19号、『ザ花とゆめ』9月25日号特別企画)において、ドラマCD化。
出典:wikipedia
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