偶成天(ぐうせいてん GooSayTen)は、日本の舞踏家デュオを中心とした舞踏集団。暗黒舞踏を行う。札幌に基盤をおき、国内公演とともに海外での公演・ワークショップ指導など国際的な活動を行っている。主要メンバーは、森田一踏と竹内実花。公演内容によって、竹内実花舞踏ユニット「花ka苑en」も出演する。なお「偶成」とは、「偶成」という題の朱熹作とされてきた漢詩「少年易老学難成(少年老いやすく学なりがたし)」とも関わるが、「偶成・天」すなわち世界が偶然に生成されていくという意味。1995年6月以降、偶成天として、札幌すすきの・大通などでストリート・パフォーマンスを開始。1996年、札幌にて旗揚公演を行う。当初は北海道内を中心に舞踏公演活動。1999年、ビデオ・オーディションによりシアトルでの初の海外招待公演を行う。その後、一ヶ月にわたるドイツ・ポーランドでの国際舞踏プロジェクト"Exit'99"へ舞踏家・振付家としての招請を経て、年に数回アメリカ、ヨーロッパでの海外招待公演を中心に活動を続けて今日に至る(海外20数都市)。代表作はシリーズを重ねた「しのびごと」に始まり、「つきのあまへり」「さくや」「ぬがめざまり」「朱鷺姫」「白イ空ヘ」など。「偶成天」旗揚げ10周年の2007年、6時間連続の舞踏イベント「暗黒なる舞踏の光の中へ」を、竹内実花舞踏ユニット「花苑kaen」とともに実施。2008年「舞踏五十年」の年が森田一踏舞踏20年と重なり、記念公演「はじまりの花へ」を行う。2009年~2010年、ロンドン、アムステルダム、バルセロナでの舞踏公演。森田一踏は1988年、当時、小樽・万象館での蝉丸・舞踏ワークショップにて舞踏に開眼。小樽「古舞族アルタイ」(「北方舞踏派」から派生)に所属。活動を開始。本業は心理学者で身体心理学的な内容に基づいたButoh Dance Methodを展開している。1999年以降、精神科ディケアで「ダンスセラピー」を指導中。「セラピーとしてのbutohダンス」JADTA 日本ダンスセラピー協会ニュースレター No.37,1999http://www.relak.net/dancetherapy/document/paper/jadta1.htm竹内実花は、偶成天公演活動とともにソロ活動や様々なジャンルのアーティスト(オペラ、ホーミー、ジャズ、人形劇など)とのコラボレーションを行う。偶成天公演では衣装デザイン・美術を担当する。2002年に開設された「竹内実花BUTOH研究所」(札幌)の舞踏ワークショップは海外からの参加者を受け入れている。ボディラーニング・セラピーと呼ぶ心身統合セラピストとしても活躍し、精神科ディケアでの「ダンスセラピー」「リラクセイション」「リワーク」などの指導(1999-)。2005年、日本ダンス・セラピー協会認定ダンスセラピスト資格取得。2007年から同協会理事。偶成天ウェブサイト「森田一踏」「竹内実花」舞踏歴を参照。http://www.ne.jp/asahi/butoh/itto/butoh.htm
出典:wikipedia
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