ブライアン・ジョンストン（, 1969年7月28日 - ）は、アメリカ合衆国の総合格闘家、プロレスラー。カリフォルニア州サンノゼ出身。アメリカン・キックボクシング・アカデミー所属。柔道黒帯。1996年7月12日、UFC 10に参戦。トーナメント1回戦を勝ち抜いたが、準決勝でドン・フライに敗れた。1996年9月20日、UFC 11に連続参戦。トーナメント1回戦を勝ち抜いたが、準決勝でマーク・コールマンに敗れた。1997年9月、新日本プロレスに初出場。ドン・フライと共闘し、新日本マットで活躍。その後、フライが一人でUFO事務所と契約したことに怒り、ブライアンは新日本と契約し『ブライアンとフライとのライバル対決』が注目されていた。ブライアンは新日本の本隊側の選手となり、プロレスで言うベビーフェースサイドの「ガイジン選手」と言う扱いになっていたが、彼の人柄がファンにも伝わった事で人気選手となった。2000年4月、中西学、永田裕志、吉江豊のユニット「G-EGGS」に加入、シングルやタッグの試合の他にもチーム名とのセコンドにと活躍した（「G-EGGS」は2001年7月解散）。2001年8月19日、K-1 ANDY MEMORIAL 2001で行われた藤田和之対ミルコ・クロコップ戦で藤田のセコンドについたが試合中に体調不良を起こしていたらしく、試合終了後に控え室で『彼の体調がおかしい』ことを試合後の選手が指摘し病院に入院。脳梗塞と判明した。その後ブライアンがリングに上がることがなかったことから、永田裕志がファンに対しプロレスのインタビューで「ブライアンは元気。少し体に後遺症が出ているだけで普通に生活できている」とファンに伝えたこともあった。2003年にはWJプロレス主催の金網の総合格闘技大会「X-1」の企画・プロデュースに携わった。2015年4月、自身のクラウドファンディングのサイトに脳梗塞から13年半を経過して、その間に結婚して子もできたが、一方で自力で立位を保つことができずに車椅子が必要となったと記している。

出典:wikipedia