脊柱検査（せきちゅうけんさ）とは、乳幼児や学校の健康診断において、脊柱の疾病および異常の有無を検診し、疾患の予防・早期発見に役立てるものである。各学校等によって検査名が多少異なる場合がある。乳幼児に対しては、乳幼児健康診査で母子保健法施行規則により行うことが定められている項目のうち、学校では学校保健安全法（児童福祉施設入所者も児童福祉施設の設備及び運営に関する基準第12条により学校保健安全法に準じて行われている）により、健康診断を学校保健安全法施行規則により行うことが定められている項目のうち、が該当する。脊椎側彎症の多くが思春期脊椎側湾症で、初経前後の女子に多く発症することから、小学校4年生から中学校3年生までの間が特に注意が必要とされ、撮影による検診（モアレ検査・モアレ撮影）と視診・触診による検診があり、健康診断では前者・後者の両方もしくはどちらか片方が行われている。各学校では例として次のように行われる。モアレ式体型観察装置（モアレトポグラフィやモアレルックなど）を用いて撮影が行われ、例として撮影前は次の手順で行われる（撮影後は逆の手順）。脱衣場所の部屋と撮影場所の部屋は直接行き来が出来る様になっており、脱衣場所と撮影場所が同一部屋の場合はカーテンや衝立などで場所を区切っている（男子は脱衣場所が教室や更衣室などの為に撮影場所と直接行き来が出来ない場合がある）。また、モアレ式体型観察装置を搭載した検診車の車内で撮影が行われる場合もある。モアレ式体型観察装置を使用しない方法で、例として次の様に行われる。

出典:wikipedia