笠置ダム(かさぎダム)は、岐阜県瑞浪市大湫町字深山と岐阜県恵那市飯地町岩浪の境、木曽川本川中流部に建設された発電専用ダムである。「日本の近代土木遺産 現存する重要な土木構造物」に選定されている。1936年(昭和11年)に完成。ダムの形式は重力式コンクリートダム(溢流型)で高さは40.8メートル。ダムに付設する笠置発電所の出力は41,700kWである。1934年(昭和9年)、木曽川水系の電源開発を進めていた大同電力により着工。1936年(昭和11年)に竣工する。施工は佐藤工業。大同電力は後に関西電力の基礎となっている。そのため、現在でも木曽川における発電水利権は王滝川を含めて関西電力が一手に握っている。右岸のゲートより取水、3本の水圧鉄管により3台の竪軸フランシス水車を回し発電している。高低差30.38m。常時出力は8,840kW。発電所は右岸直下にあり地上3階地下2階。笠置ダムのダム湖周辺は紅葉の名所であるが、このダムへ向かう道路の国道418号は、下流の丸山ダムから上流約3kmの加茂郡八百津町南戸(岐阜県道353号篠原八百津線交点)から笠置ダムの区間は一年通じて通行止めである。
出典:wikipedia
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