明石 景行（あかし かげゆき、生没年不詳）は、戦国時代から安土桃山時代にかけての武将。宇喜多氏、後に豊臣氏の家臣。祖父は明石景親、父は明石全登。養父は一族の明石景季。兄弟に明石内記、子に明石宣行がいる。通称は久兵衛。和気郡岩戸城、2,000石を知行し、鉄砲足軽40人を率いる。1600年（慶長5年）、関ヶ原の戦いに宇喜多秀家に従い父全登と共に参戦したが、敗北。戦場から逃走の後、備中国足守に隠棲した。大坂の陣に際しては再び父全登と子の宣行らで参戦したが、またもや敗れて潜伏した。3年後に江戸幕府より赦免されが、その後病没した。子の宣行は大坂の陣で討死した為、和気郡吉永の土豪・武元正高を娘婿として迎えて家督を継がせ、江戸時代は武元姓を名乗り、代々名主や大庄屋を務めた。武元氏は明治維新後に明石姓に復した。

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