


第48師団(だいよんじゅうはちしだん)は、大日本帝国陸軍の師団の一つ。第48師団は、日中戦争勃発後華中から華南を転戦し、第22軍隷下広東省に在った台湾混成旅団に、第6師団から転用された歩兵第47連隊を加え編成された台湾軍の師団である。編成に先立ち第22軍は廃止され、南支那方面軍直轄から第23軍隷下を経て、1941年(昭和16年)8月12日に台湾軍隷下となり台湾に戻った。その後、太平洋戦争開戦1ヶ月前の1941年(昭和16年)11月6日に再び動員された。第48師団は第5師団とともに揚陸能力を備えた機械化師団のうちの一つであり、極めて重要な存在だった。開戦後、まずは第14軍の主力としてフィリピンの攻略に従事した。マニラ占領後はバターン半島の攻略には向かわず、1942年(昭和17年)1月に蘭印作戦のため第16軍戦闘序列に編入され、3月1日ジャワ島東部に上陸し、3月7日スラバヤを攻略した。蘭印作戦終了後はジャワ島の警備にあたり、1943年(昭和18年)1月に第19軍隷下となるが、1945年(昭和20年)2月28日に第19軍が廃止されたため、再び第16軍隷下となりティモール島で終戦を迎えた。
出典:wikipedia
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