


カルロス・アルヘリス・ゴメス・ペーニャ(Carlos Argelis Gómez Peña, 1985年12月4日 - )は、ドミニカ共和国・出身のプロ野球選手(外野手)。右投右打。MLB・テキサス・レンジャーズに所属。ニックネームは、姓名を略して「カーゴ/CarGo」、またはスピード感あふれるプレー・スタイルから「ゴーゴー」とも呼ばれている。代理人はスコット・ボラス。7月27日、ドラフト外(アマチュア・フリーエージェント)でニューヨーク・メッツとの契約が成立。、ルーキー級ドミニカン・サマーリーグ・メッツでプロとしてのキャリアをスタートさせた(58試合出場)。は、A級において120試合に出場して、打率.275・出塁率.331・64盗塁をマーク。A級両リーグ最多、マイナー全体でも2位と言う盗塁数を叩き出し、一躍脚光を浴びる(1位はトッド・ドノバンの65個)。サウス・アトランティックリーグのオールスターに出場した他、メッツのファーム組織内最優秀選手を称えるに輝いた。11月11日、メッツ内の有望株リストで6位にランクされ、ファステスト・ベースランナーとベスト・アウトフィールド・アームの2部門に選定。はAA級ビンガムトン・メッツにステップアップし、120試合に出場の上、打率.281・出塁率.350・41盗塁。翌2007年1月8日、メッツ内の有望株リストで3位にランクされ、ファステスト・ベースランナーとベスト・アスリート、ベスト・ディフェンシブ・アウトフィルダーとベスト・アウトフィールド・アームの4部門に選定されるなど、着実に進歩・成長を遂げる。はAAA級ニューオーリンズ・ゼファーズで36試合に出場して、リーグ・トップの17盗塁をマークすると、5月13日にメジャー初昇格を果たす。即八番・右翼手としてスタメン起用され、ミルウォーキー・ブルワーズ戦においてクリス・カプアーノからキャリア初安打となる二塁打を放つなど、4打数2安打1盗塁2得点の好結果でデビュー戦を飾った。6月10日のデトロイト・タイガース戦では、ジェイソン・グリーリから初本塁打となる3点本塁打を左翼スタンドに叩き込み、16日と24日には1試合3安打を放っている。その後、左手を骨折して7月5日から9月7日まで故障者リスト入りし、56試合を休場。アクシデントに見舞われたものの、主に八・九番打者として58試合に出場し、新人としてはリーグ2位の12盗塁(成功率80パーセント)を記録するなど経験を積んだ。11月9日、前年に引き続きメッツ内の有望株リストで3位にランクされ、ファステスト・ベースランナー、ベスト・アスリート、ベスト・ディフェンシブ・アウトフィルダー、ベスト・アウトフィールド・アームの4部門に選定。2月3日にヨハン・サンタナとのトレードで、フィリップ・ハンバー、、と共にミネソタ・ツインズへ移籍。開幕戦から一番・中堅手として先発出場を果たし、開幕後10試合中9試合で安打を放ち、マルチヒット4回(3安打1回)、5盗塁と好調なスタートを切った。しかし12試合目で出塁率が2割台に落ち込むと、以後低空飛行が長く続き、7月21日時点における出塁率は.281で、翌22日からはもっぱら九番を務めることが多くなった。閉幕間際の9月9日から14日にかけては6試合連続打点を挙げ、特に13日のダブルヘッダーでは合計6打点を叩き出し、プレーヤー・オブ・ザ・ウィークを受賞している。シーズン通算では初めて規定打席をクリアし、レギュラーの座を確保したものの、出塁率はリーグ・ワースト2位、OPSは同3位と課題を残した。その一方、バント安打数(30)は両リーグ1位、内野安打数(18)と三塁打数(7)はリーグ6位、盗塁数(33)は同7位、レンジ・ファクター(3.15)とプラス・マイナス・システム(+32)はいずれも中堅手部門両リーグ1位と、マイナー時代から定評のあるスピードと守備力を実証した。も137試合に出場したが、打率は自身最低の.229という数字に留まり、3本塁打・28打点・14盗塁はいずれも、2008年よりも少ない数字であった。一方、前年に高い能力を示した守備面では、レンジ・ファクターが3.18でメジャーリーグ全体2位に位置するを記録するなど、改めて高い守備力を発揮した。2009年11月6日にJ.J.ハーディとのトレードで、ブルワーズへ移籍した。1月19日にブルワーズと110万ドルの1年契約に合意。出場試合数は97試合で3年ぶりに100試合を下回った。打撃面では打率.247・5本塁打・24打点という成績をマークした。走塁面では高い盗塁成功率で18盗塁を決めた(盗塁成功率85.7%)。、2年連続での90試合台となる94試合に出場。打率は.225まで低下してしまった。しかし走塁面では、88.9%という高率で16盗塁をマーク。2010年との2年間で、34盗塁を決め、それに対して盗塁死5と盗塁技術の高さを発揮した。1月10日にブルワーズと1年契約に合意。3年ぶりとなる137試合に出場した。打率.260・19本塁打・51打点という打撃成績をマークし、打率と本塁打は自己最高の数値だった。また打率の上昇も手伝い、出塁率は自身初の.300超えとなった。走塁面でも自己ベストの37盗塁をマーク、盗塁成功率は3年連続での85%以上となる86%。1月17日にブルワーズと430万ドルの1年契約に合意し、3月13日に総額2400万ドルの3年契約を結んだ。この年は実に5年ぶりとなる規定打席到達を果たしたシーズンとなった。打率.284・24本塁打・73打点・40盗塁はいずれも自己ベストとなる成績。盗塁はリーグ4位、三塁打(10本)はリーグ2位と、スピード面でリーグ上位に食い込んだ。また、20本塁打と40盗塁を同時に達成したのは、ブルワーズの選手としては史上初であった。も前年に劣らない活躍を見せた。148試合に出場し、いずれも前年と同数値の打率.284・73打点に加え、2年連続で20本塁打と30盗塁もクリアした。得点は、自己ベストの95をマークした。、引き続き中堅手のレギュラーを務めたが、過去2シーズンほどの勢いは見られず、74試合の出場で打率.262・8本塁打・43打点という打撃成績に留まった。また、持ち前のスピードでは、盗塁を13回試みて約半数の6回で失敗するなど、不振だった。センターの守備では、6失策・DRS + 2という数字を記録。7月30日にドミンゴ・サンタナ、、、とのトレードで、マイク・ファイヤーズと共にヒューストン・アストロズへ移籍。前日にはウィルマー・フローレス、ザック・ウィーラーとのトレードで古巣メッツに移籍することが報じられたが、結果的に破談となっていたため、「これは2〜3時間だけの話じゃないよね? 本当にトレードされたのかい? と笑いながら聞いてしまったよ。そしたら、本当にアストロズにトレードされたと教えてもらった」とコメントした。アストロズではバットが更に湿り、41試合に出場して打率.242・4本塁打・13打点という成績に終わった。一方で走塁面では調子を取り戻し、成功率77%で10盗塁を決めた。守備面での調子も上がり、守備率.990・DRS + 4という安定した成績を残した。ブルワーズとの通算では115試合に出場し、打率.255・12本塁打・56打点・17盗塁・9盗塁死という成績であり「打率.280・20本塁打・30盗塁・OPS0.800」のラインは、いずれも2年連続でストップした。8月10日にDFAとなり、18日に自由契約となった。2016年8月20日にテキサス・レンジャーズとマイナー契約を結び、傘下のAAA級ラウンドロック・エクスプレスへ配属された。8月25日にメジャー契約を結んで25人枠入りした。突出したスピードと大砲級の強肩を併せ持つ、一頭地を抜くアスリート。特に、広大なレンジ(守備範囲)を誇る外野守備は、極めて高い評価を得ている。メッツ時代は、ナショナルリーグ3年連続盗塁王(2005-2007)のホセ・レイエスをして「オレより速い」と言わしめ、可愛がられていた。その上、スリムな体型をしているものの、ビルドアップ次第ではパワーを身に付ける可能性を内包しており、当時のツインズ監督のロン・ガーデンハイアーも「打線の発火点に成り得る選手だ」と運動能力の高さに期待を寄せている。一方、打撃技術に関しては成長過程にある。拙いコンタクトと三振数の多さ、四球を選べない選球眼の甘さと低水準な出塁率など、課題が山積している。「打席内ではよりセレクティブなアプローチが必要だ」と指摘する声も多い。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。