


知床峠(しれとことうげ)は北海道目梨郡羅臼町と斜里郡斜里町の境にある国道334号の峠。根室振興局とオホーツク総合振興局の境界にもなっている。冬期間(概ね10月下旬~4月下旬)は延長23.8kmの区間が通行止めとなる。知床半島を横切っており、知床横断道路と呼ばれる。羅臼~斜里間の経済・文化の交流、世界遺産「知床」や道東の広域観光道路として利用されている。気候の変化が著しく、雪崩や崖崩れなど道路管理に厳しい条件となっているため、降雪により北海道内の国道で唯一通行止めになる。知床峠の除雪作業や開通のニュースは、北海道の春の風物詩となっている。羅臼町広報誌内の「知床横断道路の歴史」を参照。知床峠駐車場があり、ビューポイントになっている。峠からの眺めは知床八景の1つに選ばれており、羅臼岳やハイマツの樹海、天候が良ければ北方領土国後島も望むことができる。峠頂上部より羅臼側標高650m地点は見返り峠と呼ばれており、ヘアピンカーブ(つづら折れ)が続いている。
出典:wikipedia
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