珍島郡(チンドぐん)は、大韓民国全羅南道西南部の郡。珍島とその周辺の島々から構成される。観光地として知られ、国内外から多くの観光客を集める。珍島で産する珍島犬は韓国の天然記念物に指定され、郡のマスコットキャラクターに採用されている。珍島本島(体島)を含め、郡域には計230(有人島45、無人島185)の島がある。本島の西南約10kmには上鳥島・下鳥島があり、さらにその近辺に観梅島・大馬島・東巨次島・西巨次島・孟骨島・屏風島・独巨島をはじめ小さな島々が散在している。上下鳥島一帯の海域は多島海海上国立公園に指定されている。本島の西北約5kmにある加沙島(5.85km²)は400名近くが住む大きな島で、漁業が営まれている。郡域の東には海を隔てて海南郡があり、珍島の東北端で本土と最も近接する部分が鳴梁海峡である。ここに珍島大橋がかけられ、郡域と本土との唯一の陸上交通路となっている。北方には新安郡所属の島々が広がっている。本郡域には支石墓が多く残されており、先史時代から人々が暮らしていたことが窺える。西海(黄海)と南海(東シナ海・朝鮮海峡)の境に位置する海上の要衝として、いくたびか戦場となった。1980年には8万3300人が住んでいたが、30年を経て人口は半分以下に減少している。とくに1980年代後半の5年間では人口の3分の1(約1万8000人)の流出が見られた。現在もこの減少傾向は止まっていない。郡庁舎は珍島中央部の珍島邑城内里に所在する。郡守は朴連洙(パク・ヨンス/박연수)。1邑6面がある。珍島本島にはこのうち1邑5面が置かれており、下鳥島に面事務所がある鳥島面は加沙島など離島部を管轄する。主要産業は観光と漁業である。鳴梁海峡に架かる珍島大橋が、珍島と本土とを結ぶ唯一の陸上交通路である。珍島からは周辺の島嶼への遊覧船が発着している。珍島犬・珍島枸杞子(クコ)・珍島藿(岩ワカメ)を「珍島三宝」、珍島民謡・珍島書画・珍島紅酒(芝草酒)を「珍島三楽」と称するという。 韓国国内
出典:wikipedia
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