キャプテン・ニモ(Captain Nemo) は、スウェーデンのバンド Dive のデビュー・シングルだった曲。作詞・作曲:Chris Lancelot(通称 Krister Linder)、Erik Holmberg。1990年作品。バンド自体は 3枚のアルバムをリリースした後、4枚目を完成させることなく、それぞれプロデューサーなどのソロ活動に移っている。「キャプテン・ニモ」 は サラ・ブライトマン のアルバム『Dive』からの第1弾シングルである。収録曲2曲とも、アルバムとは別ヴァージョンで、希少価値は高い。表題曲は神秘的な電子音に始まり、最後はかなりラウドに盛り上がる曲。深海をテーマにしたコンセプト・アルバム 『ダイヴ』 からの第1弾シングル。海外盤は4曲入り・12cm CD だったが、当時の日本のシングルは 8cm CD が主流だったことから、2曲入り・8cm CD シングルでリリースされた。販売はポリドールより。『ダイヴ』は、エニグマへの参加でも知られるフランク・ピーターソンのプロデュース。心地よい電子音と、サラのクリスタルの歌唱が融合した作風である。そして、「キャプテン・ニモ」の作曲者に敬意を表し、彼らのバンド名「Dive」をアルバム・タイトルに戴いたことが分かる。「キャプテン・ニモ」は勿論、ノーチラス号のネモ船長のこと。「5、4、3、2、1!」のカウントダウンまで飛び出す異色の曲。原作「海底二万里」では、ネモ船長は巨大な渦の中へ消えるが、この歌では、微笑みを浮かべてクジラの群れの中へ消えたことになっている。当時ポリドール (Polydor) から出ていた日本盤は、曲目の表記が間違っていた。実際のカップリング曲は「When It Rains In America」であるにも関わらず、「Island (Album Version)」となっていた。これは、4曲入りの海外盤から、2曲を選び出す際に、取り違えたものと思われる。今までリリースされてきたCDは数あれど、収録曲の表記が間違っていた、という事例はあまり聞いたことがない。
出典:wikipedia
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