『謎王』(なぞおう)は、1996年にバンダイビジュアル株式会社が発売したクイズゲーム。1人用のストーリーモード、2人用の対戦モード、2人~8人で楽しめるパーティーモードの3つで構成される。クイズ問題の監修はクイズ作家の道蔦岳史が担当。本格派のクイズと、シュールなストーリー及びキャラ造形が話題となった。このゲームでは、以下のクイズ形式が用意されている。「知の国」と呼ばれる場所に、修行者が「知の問答」、すなわちクイズを修行する場があった。そこで、導師は修行者達にクイズを通して、「知の喜び」を教えていた。しかし、あるとき導師を破らんとする者が現れた。導師はその者の卑怯な手段で敗れ去り、命を落とした。その卑怯者は、システムを悪用して「謎王国」を作り上げ、やがて「謎王」を名乗るようになった。もとからそこにいた者たちは、かすかな「知の喜び」以外の記憶を消されて追放された。捨てられた者たちは、「知の喜び」を求めて謎王国へ入っていったが、彼らはもはや「謎王国のエネルギー」以外のなにものでもない扱いを受け、再び追放される、そんなことが繰り返されていた。そして今日も、一人の「若者」が謎王国へ入っていこうとしていた……。このゲームは、以下の順序で進めていくことになる。謎王国に入るためには、入り口にいる瓢箪男からのクイズをクリアしなければならない。なお、クリアに失敗しても、何度でもやり直すことができる。謎塔に入るためには、8つの房をクリアし、各房の主から「印」を集めなければならない。どの房からクリアしていくかは、各自で決めることができる。また、各房で負けても、何度でもやり直しが可能である。3つのアイテムを使用することで、クリアがしやすくなる。これらのアイテムは、挑戦する房を選ぶ画面のときに△ボタンを押すことで登場する、ピエロから提示されるミニゲームをクリアすることで、何個でも取り直すことができる。ピエロから提示されるミニゲームは5つあり、プレイヤーは自由に選ぶことができる。一定の得点を取ると、1~3個のアイテムを貰える。「どのアイテムを何個もらうか」は、プレイヤーの自由である。ただし、各アイテムの保持数の限界を超えてアイテムを貰うことはできない。ここからは、アイテムに頼ることが一切できなくなる。また、「謎鬼」「ようぎ」に負けた場合及び「ようぎ」に勝った場合に、エンディング(マルチエンディング)が始まる。このモードでは、コントローラーを2つ使うことで、早押し3択クイズでの2人対戦が可能である。コンピューターとの対戦はできない。3つのルールが用意されているので、その中のひとつを選んでプレイする。なお、全てのルールで「10問正解」が勝利条件に設定されているので、ここでは「自分が誤答したときにどうなるか」を記述する。このモードは、「プレイステーションで出来る早押しクイズ用機材」を提供しているモードである。謎王のソフトからの出題は一切されないので、「出題者・正誤判定役」として問題を用意する人間が必要である。なお、取扱説明書の巻末には、参考としてサンプルクイズ問題が40問掲載されている。コントローラー端子1に接続されたコントローラー、もしくは「コントローラー端子1に接続したマルチタップ」の端子Aに接続されたコントローラーが「クイズマスター用のコントローラー」となり、「正誤判定」「点数表示の誤りを直す」といった操作が可能になる。コントローラーの接続が終わったら、細かいルールを設定する。設定すべき事柄は次のとおりである。詳細な設定が面倒な場合は、「謎王」が提供する、以下のルールをそのまま設定してしまうこともできる。史上最強モード、アップダウンモード、グランプリモード、ウルトラモード、アタックモードの5つは、あくまで「ルールの例」として設定がなされているだけであり、これらのモードを選んだ後に表示される各種設定を、自身の手でアレンジすることも可能である。
出典:wikipedia
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