九華公園(きゅうかこうえん)は、三重県桑名市吉之丸にある公園。桜、つつじ、花菖蒲の名所として知られ、桑名市民の憩いの場として親しまれている。九華公園は桑名城跡を公園として整備したもので、園内では桑名城ゆかりの様々な遺構を見ることができる。堀は公園全体の約6割を占め、水が張られている。堀上には多数の橋が架けられている。園内には、ソメイヨシノ、しだれ桜、山桜などの桜が約450本あり、三重県下屈指の桜の名所となっている。また、ヒラドツツジ、オオムラサキツツジといったつつじが約550本、伊勢系、肥後系、江戸系の花菖蒲が約4000株ある。桑名城としての歴史は、桑名城の沿革の節を参照のこと。明治維新によって桑名城は灰燼に帰し、以後荒廃していたが、1928年(昭和3年)に松平定信(守国公、楽翁)没後百年祭を記念して、本丸・二之丸一帯が九華公園として整備された。公園の設計者は、元桑名藩士で庭園史研究家の小沢圭次郎である。1942年(昭和17年)に、「桑名城跡」が三重県指定史跡となった。指定地域には九華公園の一部が含まれている。中国には九華扇という扇があり、桑名城の通称が扇城であることから、この公園に関連深いものと考えられる。一方、九華は「くはな(くわな)」と読むことができ、江戸時代には桑名を表すものとして使用された。そこで、城の通称と「くわな」の読みにかけて九華公園と名づけられたと言われている。
出典:wikipedia
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