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ウィルソン・ベテミー

ウィルソン・ベテミー(, 1981年11月2日 - )は、ドミニカ共和国のサントドミンゴ出身のプロ野球選手(内野手)。右投両打。現在はメキシカンリーグのタバスコ・キャトルメンに所属。名前の読み方は最後の“t”を発音しない「ベテミー()」が正しいが、「ベテミット」と読まれることも多い。生年月日は資料によっては1980年7月28日となっているものもあれば、1981年11月2日となっているものもある。7月28日にアトランタ・ブレーブスと契約。9月18日にメジャーデビュー。7月28日ロサンゼルス・ドジャースへトレードで移籍した。移籍後は、先発出場した試合に14連勝した。結局、ドジャースでは打率.241と低調だったものの、55試合の出場で9本塁打を放った。そして、シーズントータルでも18本塁打を放ち、持ち前のパワーを存分に発揮。しかし、その一方で両打ちながら対左腕の打率は1割台と苦しんだ。また、プレーオフでは3試合(先発は2試合)に出場し、出塁率6割とテーブルセッター役として活躍した。7月31日にスコット・プロクターとのトレードでニューヨーク・ヤンキースに移籍。ヤンキース移籍後は、主に一塁手として二塁手・三塁手・遊撃手・左翼手もこなしながら37試合に出場。ちなみに、一塁手と左翼手として守備に就くのは、メジャー昇格後初であった。移籍後も打率.227・4本塁打・24打点と低調だったものの、8月半ばのミゲル・カイロの解雇、9月初頭のアンディ・フィリップスの右手首骨折など、内野の控えが不足したこともあり、チーム唯一の内野のユーティリティープレイヤーとして存在感を示した。11月13日に、ニック・スウィッシャー、カネコア・テシェイラとのトレードで、ジョニー・ヌニェス、ジェフ・マルケスと共に、シカゴ・ホワイトソックスへ移籍した。10月5日にFAとなった。はカンザスシティ・ロイヤルズとマイナー契約を結ぶ。メジャーでは両リーグの三塁手中ワーストのDRS-13と守備ではふるわなかったが、打撃では3年ぶりの2桁本塁打と自己ベストのOPS.889を記録。7月20日に出場機会を求め、アントニオ・クルーズ、フリオ・ロドリゲスとのトレードでデトロイト・タイガースに移籍。シーズンオフの10月30日にFAとなる。1月23日、ボルチモア・オリオールズと2年契約(3年目はオプション)で合意。は右膝靭帯の故障により故障者リスト入りし、8月27日に復帰。9月16日にDFAとなり、9月24日に放出された。2月6日にタンパベイ・レイズとマイナー契約を結んだ。2月2日に禁止薬物の使用でMLB機構から50試合の出場停止処分を受けた。11月には第1回WBSCプレミア12にドミニカ共和国代表として出場。4月12日にメキシカンリーグのタバスコ・キャトルメンと契約。ポジションは主に三塁手で、他に遊撃手、二塁手、一塁手、左翼手、右翼手としてのプレー経験がある。

出典:wikipedia

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