


株式会社トヨタ名古屋教育センター中部日本自動車学校(トヨタなごやきょういくセンター ちゅうぶにっぽんじどうしゃがっこう 英語名: TOYOTA Nagoya Education Center, Inc. Chubu Nippon Driver School)は、愛知県名古屋市にある自動車学校。姉妹校には、トヨタドライビングスクール東京とトヨタドライビングスクール群馬がある。1957年(昭和32年)にトヨタ自動車販売株式会社(当時)により設立されたトヨタ自動車100%出資の子会社である。所在地は名古屋市昭和区八事富士見1737。事業内容は、通常の自動車教習所の業務である運転者教育(新規免許取得、各種講習など)にとどまらず、運転免許取得者用教材の制作・販売、教習指導員の研修も行っており、それゆえ「自動車学校の学校」と呼ばれることもある。特に新規免許取得用の教本は、全国の自動車教習所で使用されており知名度・評価も高い。現在では正式にカリキュラムに採用されている無線教習や高速教習、複数教習、模擬運転装置教習などを全国に先駆けて実験実施したことでも知られる。役員はトヨタ自動車からの出向者で占められている。(例:2007年の会長岩月一詞氏は、元トヨタ自動車副社長) 社長は、伝統的に警察庁OBから迎えられることが多いがトヨタ自動車からの出向で社長になる場合もある。自動車教習所に警察OBが管理者として天下ることは多いが、通常は警察署の署長、課長クラスまでであり、県警察本部や警察庁などの国家公務員クラスのOBが一自動車教習所の管理者・設置者に就くことは例外中の例外である。(役員)取締役会長 山本 博司取締役社長 宮武 伸次常務取締役 菅沼 正行取締役 白川 英剛地元では「中部日本自動車学校は日本一厳しい自動車学校」と評されることが多いが、実際の平均教習時限数は34時限台(MT車の最短時限数は34時限)と意外と短く、ほぼ規定時限内で卒業できているのが現状である。これは、愛知県下53校の平均値(35.3時限)と比べてもどちらかと言えば「易しい学校」「取りやすい学校」と言えるが、同校卒業者の初心運転者死亡事故発生率がわずか0.66%となっている(平成19年:同県下平均は1.73%)ことから、教習において高水準の運転を求める傾向が見えるため、「厳しい」との評価につながっていると考えられる。全国展開をしている自動車学校用教本の出版社は、08年現在同社を含め3社(中部日本自動車学校、平尾出版(現:東京平尾出版)、コヤマ交通教育サービス)があるが、同社が圧倒的な市場シェア(校数ベースで約70%)を持っている。そのため、「免許を取ったときにどこの教本を使っていたか」という話題は全国で盛り上がることができる。教習で使用される学科教本や運転教本については、小中学校の教科書の教科書検定のようなものはなく、どのような企業・団体でも自由に制作することはでき、特に警察庁などによる監修の必要はない。また、どこの出版社が作った教本を採用するかは原則として各自動車教習所の自由裁量となっている。ただし、第2段階(仮免許交付後)の特定の教習で使用される「安全運転の知識」と「応急救護処置」の2冊は民間出版社による制作が認められておらず、全日本指定自動車教習所協会連合会が発行するものを全国約1,380校が使用している。なお北海道では、北海道指定自動車教習所協会が発行する教本を会員校は使用しなければならないほか、東京でも東京指定自動車教習所協会発行の教本を大多数の自動車教習所が使用しているため、両地域で免許を取った人には「中部日本自動車学校製教本」の話が通じないことが多い。
出典:wikipedia
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