『キミ犯人じゃないよね?』(きみはんにんじゃないよね、)は、2008年4月11日から6月13日まで毎週金曜日23:15 - 翌0:10に、テレビ朝日系の「金曜ナイトドラマ」枠で放送された日本のテレビドラマ。主演は貫地谷しほり。略称は『キミハン』。貫地谷演じる推理作家の卵・森田さくらと、要潤演じるイケメンセレブ刑事・宇田川教生の凸凹コンビが、巧妙なトリックに挑む推理コメディ。キャッチコピーは「バイトで刑事(デカ)しちゃだめですか?」。殺人事件が発生し、宇田川とバイトで雇われたさくらが共に捜査を進め真犯人を突き止めるというストーリー展開。その真犯人は冒頭で明示しないが、毎回必ず宇田川が惚れた(作中では「もってかれた」と呼称)女性という変則的な倒叙ミステリーとなっている。ギャグタッチなので捜査手法やトリックの科学性などは大雑把であるが、各捜査員とさくらの距離、基礎的な聞き込みまでさくらがやり直している事情など、人物関係はかなり丁寧に設定されている。さくらを演じる貫地谷がバイトや潜入捜査のために毎回多彩な衣装を披露する、コスプレ的趣向も番組の大きな特徴だった。本作のメイン脚本家である林誠人は、『ケータイ刑事 銭形シリーズ』でもメイン脚本家であり、同シリーズのパロディは多く用いられ、第5話における宇宙人に会うための呪文「ベントラ、ベントラ、スペースピープル」は『ケータイ刑事 銭形泪』の第2話で使われた設定と同じであり、鑑識課員の柴田太郎はケータイ刑事シリーズに出演した同名の人物がそのまま登場している。また、第4話において「ささやき刑事」が言った「匂う、悪の香り」という台詞は『ケータイ刑事 銭形愛』のキメ台詞そのままである。また、『ケータイ刑事 銭形シリーズ』の脚本家では加藤淳也も当作品の脚本に参加している。『ちりとてちん』に続く貫地谷の連続ドラマ出演作。また貫地谷はこのドラマで民放ドラマ初主演だった。作家の小林信彦は放映途中に週刊文春連載コラムでこのドラマを取り上げ(のち単行本『B型の品格』に収録)、特に貫地谷のコメディエンヌぶりは海外ドラマでも比類がないとまで絶賛した。平均視聴率 8.9%(視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ)
出典:wikipedia
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