九七式爆薬(きゅうななしきばくやく)とは、大日本帝国海軍が魚雷用として開発した低感度爆薬である。TNTとヘキシルの混合爆薬であり、酸素魚雷の弾頭に使用された。英米で戦争後半以降に配備が進んだトーペックスやHBX爆薬と比べると、水中破壊力では劣っていた。ただし、酸素魚雷には欧米の魚雷よりも多量の炸薬を装填できたので、魚雷そのものの破壊力は大きかった。また、単純な破壊力よりも信頼性と安全性を重視した爆薬であり、決して当時の日本の火薬製造技術が低かった訳ではない。TNTをトリニトロアニソールで置き換えたのが九八式爆薬で、航空爆弾や機雷、爆雷に用いられた。
出典:wikipedia
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