五十円紙幣(ごじゅうえんしへい)とは、日本銀行券の1つ。高橋是清が肖像のB券のみが存在する。1951年に発行されたものの、1955年には五十円硬貨が登場。1958年には五十円紙幣の発行が終了したため発行期間は僅か7年間であり、流通した枚数も少なく、現在は額面価値に対して古銭としての価値が高くなっており、数千円の値が付くことがある。透かしは不定位置の「ちらし透かし」となっている。記番号の形式は現在発行中の紙幣と同じアルファベットと数字の組み合わせであるが、このB号五十円紙幣の場合は発行枚数が少ないため頭のアルファベットが1桁のものしか存在しない。昭和金融恐慌が原因で取り付け騒ぎが発生した際に、沈静化のために裏面の印刷を省略した甲号五拾圓が製造されたが、騒ぎが収まったため発行には至らなかった。同じ理由で製造された乙号二百円券は実際に発行されたが同じく裏面が白紙になっている。また、2015年12月29日に放送された「開運!なんでも鑑定団スペシャル」にて北海道旭川市の男性が所有していた当紙幣を鑑定したところ鑑定額は1000万円だった。
出典:wikipedia
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