『アカツキ電光戦記』は、同人サークルSUBTLE STYLEが制作した2D形式の対戦型格闘ゲーム。2007年4月30日に頒布。本稿では同サークルが制作した、前作に当たる対戦型格闘ゲーム『アカツキ試製一號』(2003年11月に販売)についても解説する。同人ゲームとしては珍しく、ゲームセンター(ゲームセンターコーハツ)で筐体を用いた対戦会を行い注目を集めた。その後、『アカツキ電光戦記 Ausf.Achse』のタイトルでアーケードゲームとして稼動されることも発表され、2008年2月28日に稼動を開始した(販売はピーアイシーが担当)。同人ゲームが業務用として稼動されるのは、対戦格闘ゲームでは『MELTY BLOOD』に続いて2つ目である。ボタンは弱(A)、中(B)、強攻撃(C)の3ボタン仕様。システムは特殊なガードシステムである「攻性防禦(こうせいぼうぎょ)」を含めた3すくみを基礎としたシンプルなものであり、通常攻撃は投げに強く、投げは攻性防禦と防禦に強く、攻性防禦は通常攻撃に強い、といった特徴を持つ。攻性防禦はBCボタン同時押しで発動し、構えを取っている間に打撃を受ければ自動で反撃、飛び道具を受けた場合は無効化(硬直無しで即行動可能)する。必殺技のコマンドは非常に簡略化されている上に直感的にどんな技が出るかが分かりやすくなっている。さらに全パワーゲージを使う大技「最終特別攻撃」に至っては3ボタン同時押しで発生するという、総じて初心者でも技を出しやすい仕様になっている。ガードシステムはガードクラッシュの概念があり、攻撃をガードで防ぐ度にガードゲージである「防禦ゲージ」が減っていき、防禦ゲージが空になると「防禦崩壊」が発生して1秒間無防備になる。防禦ゲージはガードをしていない時に少しずつ自然回復する。コンボの概念はあるが決められる時間は短く取られており、1回1回仕切り直して戦うことが重視されている。紀元二六六X年、大戦末期にドイツから日本に向けて新兵器『電光機関』を輸送中に北極海で沈んだ潜水艦が突如浮上した。その潜水艦内で冬眠制御によって現代まで生き長らえた旧帝国陸軍技官アカツキは、上官命令である「任務ニ失敗セシ時ハ電光機関ヲ全テ破壊セヨ」に従い、行動を開始する。一方、潜水艦浮上と同じ頃、電光機関が絡んだ様々な思惑が世界各地で絡み始めた。キャストが複数あるものは前者が同人版、後者がAC版でのもの。
出典:wikipedia
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