小川 悦司（おがわ えつじ、1963年 - ）は、日本のギタリスト、作曲家、編曲家。東京都出身。10歳からギターを始め、大学在学中から音楽の仕事に関わる。卒業後はTwilights、竹本孝之バンド、劇団四季をはじめ様々なアーティストをサポート。中川ひろたかやケロポンズなど小さな子供や親子を対象としたものから、ジャズボーカリスト五十嵐はるみのツアーなどにも参加する。一方、スタジオワークとしてNHK「生きもの地球紀行」やテレビ東京「おはスタ」などのテレビ関連作品や、Twilightsでの盟友・岡田奈生（元SALLY）が手掛けた「Bビーダマン爆外伝」、また「ウィザードリィ外伝」のサントラでは、小谷野謙一の楽曲でその演奏を聴くことができる。また小谷野謙一とは彼のアレンジした「ポケットモンスター ベストウイッシュ」の第一期オープニングテーマでも共演している。近年は作曲家・編曲家、プロデューサーとしての仕事をメインとしつつも、Carl MartinやMorleyなどのエフェクトのデモンストレーターとしてYoutubeなどでそのギタープレイを楽しむことができるほか、氏家克典 Super Projectや五十嵐はるみ、田中淳子、また自らがリーダーを務めるジャズ・コンボなどでライブ活動も行っている。プレイスタイルはアコギからエレキまで、またロックからジャズまで幅広くこなすマルチスタイルだが、特にソウル系～ジャズ系のプレイを得意とする。MusicTrackにて各楽器メーカーの製品紹介ムービーを手がけYouTubeに公開しているほか、ギターリスト向けの不定期連載「小川悦司のギターギア探訪」を執筆している。アイドルグループnotall、五十嵐はるみ、田中淳子、ブルース・エンジェルス、楠城華子、グロリエッタなどのサウンドプロデューサー、アレンジャーとして歌ものを手がけるほか、マニピュレータとしても中西圭三の作品にその名前を見つけることができる。またインストも非常に多く手がけており、音楽専門誌へのデモ楽曲提供、サックスプレイヤー米澤美玖のアルバムプロデュース、ユッコ・ミラーとのコラボレーション作品の発表、国内外楽器メーカーやDVDコンテンツ、TVラジオの音楽制作、ゲーム音楽までその作品は多岐にわたる。主なものでは、まで、幅広く手掛けている。ゲーム音楽では、任天堂Wii向けソフト「アイシールド21 フィールド最強の戦士たち」などがある。その作風は幅広く、テクノ、ハウス、トランス、ヒップホップ、から往年の歌謡曲スタイルまでカバーする。2008年には作編曲家の小谷野謙一、エンジニアの満田恒春らと共にプロデュースユニット“triak”を立ち上げた。「DTMマガジン」に20年近くに渡り音源付きの連載を持っていることに加え、2008年にはデアゴスティーニが創刊した「週刊マイミュージックスタジオ」を監修、隔週刊「ボカロPになりたい！」へのデモ楽曲提供をはじめ、Ability、Singer Song Writer（以下SSW）やMIXTURE、ヤマハ・MUシリーズやHELLO!MUSIC!などのシーケンスソフトのパッケージにデモ曲が収録されていることなどもあり、DTMというフィールドでは特にその知名度が高い。かつては「コンピュータミュージックマガジン」や「デジミュ」などDTM専門誌などにも連載や楽曲提供を行ってきたほか、月刊アスキーなどでも製品レビューを掲載、各種ムックの執筆も手がけている。同時に雑誌やDTM製品などで音楽制作のためのWAV素材やMIDIデータも提供しており、その作品点数はゆうに3000点を超えている。そのほか、WPC EXPOやIMSTA FESTAなどのイベントでDTM製品のデモやセミナー、TVやラジオへの出演、製品解説VTRへの出演など幅広く活動している。ボーカロイドの「がくっぽいど」「Megpoid」「kokone」などの開発にも関わっておりボーカロイド系のセミナーなどで講演することもある。「隔週刊　ボカロPになりたい！」のテクニカルライターとして楽曲付きの連載も手がけている。

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