長崎県立奈留高等学校(ながさきけんりつ なるこうとうがっこう、Nagasaki Prefectural Naru High School)は、長崎県五島市奈留町浦にある県立高等学校。五島列島を構成する島の一つである奈留島にある。略称は「奈留高」(なるこう)。3学期制分校時代には福江島にある五島高等学校の校歌を歌っていたが、歌詞が奈留島にはそぐわないものであった。1974年(昭和49年)当時在学中だった2年生の女子生徒がラジオの深夜番組『オールナイトニッポン』の「あなただけのイメージソングを作ります」コーナーあてに「校歌を作ってほしい」と手紙を出し、当初は加藤和彦が担当したが、郵便事故でテープが届かなかった。その1ヵ月後荒井由実(現・松任谷由実)が代わりに担当することになった。それが「瞳を閉じて」となって贈られ、校歌にはならなかったものの、現在でも愛唱歌として卒業式などで歌い継がれている。そのエピソードは1976年(昭和51年)4月12日放送のNHKのドキュメンタリー番組『新日本紀行』(「歌が生まれてそして~長崎県奈留島~」)で紹介され反響を呼んだ。この曲が高校の音楽の教科書に掲載されることを記念し、1988年(昭和63年)8月14日に卒業生など約600人の寄付によって校門の隣に歌碑が建てられ、除幕式には松任谷由実も出席した。この曲は荒井由実のアルバム『MISSLIM』、同時発売のシングル『12月の雨』のB面に収録されている。なお、「憧れのハワイ航路」など数々のヒット曲で知られる作詞家の石本美由起は、『新日本紀行』で紹介されたこのエピソードに感動して校歌の作詞を手掛けたという(奈留高校公式ウェブサイトより)。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。