吉野ヶ里記念（よしのがりきねん）は、佐賀県競馬組合が佐賀競馬場ダート1400mで施行する地方競馬の重賞（S1）競走である。正式名称は「西スポ杯 吉野ヶ里記念」、西日本スポーツを発行する西日本新聞社が優勝杯を提供している。2000年の創設当初は前身である大天山賞の施行条件をそのまま継承し、サラブレッド系古馬による年度末の大一番的な競走として2500mの距離により3月後半に施行されたが佐賀競馬場に2番目となるダートグレード競走・サマーチャンピオンが新設された2001年（第3回）以降は施行時期を7月に移動の上で距離も「本番」と同じ1400mに変更、また上位2着までには優先出走権が与えられるなど、サマーチャンピオンへのトライアルレースの性格が強くなっている。条件はサラブレッド系3歳以上、佐賀所属。水無月賞（S2）の優勝馬と黒髪山賞（S2）の優勝馬に優先出走権がある。本競走で上位2着までに入った馬に、サマーチャンピオンの優先出走権が付与される。馬齢は2000年以前についても現表記に統一した。

出典:wikipedia