グレイソヴリン ("Grey Sovereign") はイギリス産まれの競走馬および種牡馬である。多くの産駒は芦毛を受け継いでおり、近代サラブレッドにおける芦毛中興の祖となった。半兄はエプソムダービー馬ニンバス (Nimbus) （父ネアルコ）。競走馬時代にはリッチモンドステークスなど重賞を3勝しているが、6ハロンまでの勝ち鞍しかないスプリンターで、種牡馬入りはあくまでダービー馬ニンバスの弟という血統を評価されてのものだった。しかし種牡馬としては兄を大きく上回る成功を収めた。1976年に死亡。

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