ゴシキドリ科（ごしきどりか、学名 ）は、鳥類キツツキ目の科である。オオハシ科ゴシキドリ亜科 ともされる。古い文献では「ゴシキドリ（五色鳥、）と総称される」とも書かれているが、かつてのゴシキドリ科は複数の科に分割され、現在のゴシキドリ科はその一部である。また狭義のゴシキドリは1種 だが、現在はオオゴシキドリ科 となっている。新熱帯区（中南米）に生息する。かつてはゴシキドリ類の4科全て（オオハシ下目のうちオオハシ科以外）がゴシキドリ科にまとめられていた。しかし1980年代にアフリカのハバシゴシキドリ科と熱帯アジアのオオゴシキドリ科が分離され、中南米に住むものだけがゴシキドリ科に残された。旧ゴシキドリ科のほとんどの属と種はハバシゴシキドリ科に含まれる。その後のゴシキドリ科には3属が含まれたが、これはおそらく側系統であり、オオハシ科と姉妹群であろうオオハシゴシキドリ属 がオオハシゴシキドリ科 に分離された。ゴシキドリ科・オオハシゴシキドリ科・オオハシ科をオオハシ科の亜科とする説もあるが、オオハシ科の顕著な形態的特長から、別科とされる。属と種は国際鳥類学会議 (IOC)による。和名は厚生労働省などより。2属14種。

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