竜田山(たつたやま)は、生駒山地の最南端、信貴山の南に連なる大和川北岸の山々の総称。竜田川流域にあって紅葉が美しく、万葉集に読まれた事で有名。大阪府南部(河内国)と奈良県(大和国)の境に近い、奈良県生駒郡の西方に比定されて紹介されていることが多い。現代には竜田山という地名は存在しないが、竜田神社、竜田川、竜田道という名は現存している。神武天皇は即位前に竜田山に入ったが、峻険で狭い道に行軍が難航したという。また、履中天皇も即位前に住吉仲皇子の反乱に遭い、平群木菟に助けられ難波から竜田山を経て大和国へ入っている。昌泰元年(898年)には宇多上皇が吉野から摂津国に向かう途中、竜田山を越えて河内国に入ったという記録がある。河内国古市郡の嶽山から竜田山にかけての地域は、古代に製鉄・鍛冶が盛んであった地域として知られている。竜田山関連の万葉集は15首ある。聖徳太子が竜田山の死人を見て作った「春三月、諸卿大夫等の難波に下りし時の歌」という長歌が巻九が有名。
出典:wikipedia
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