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ニコラス (DD-449)

ニコラス (USS Nicholas, DD/DDE-449) は、アメリカ海軍の駆逐艦。フレッチャー級の一隻。艦名はアメリカ海兵隊の前身とされる大陸海兵隊の総司令官であったサミュエル・ニコラスに由来する。ニコラスの名を持つ駆逐艦としては2代目。ニコラスは太平洋戦争開戦前の1941年3月3日にメイン州ケネベック川のバス鉄工所で起工された。工期はフェデラル・シップビルディング・アンド・ドライドックで建造された姉妹艦と比べるとやや長引いたが、1942年2月19日エドワード・B・タイロン夫人によって進水。同年6月4日ネームシップであるフレッチャーなどよりも先に竣工を果たし同日、ウィリアム・D・ブラウン少佐の指揮下就役した。 竣工したニコラスは太平洋艦隊に配属され、コロンバンガラ島沖海戦、ベララベラ海戦など太平洋における対日作戦に参加した。1944年には2月に伊-175撃沈、11月にはヤップ島沖で伊-38を撃沈と、2隻の日本海軍の潜水艦を撃沈し、対潜活動に成果を挙げている。ニコラスは1946年6月12日に退役し、太平洋予備役艦隊で保管される。1949年3月26日に DDE-449 (護衛駆逐艦)に艦種変更され、1950年11月に再就役のための改修が始まった。1951年2月19日に再就役したニコラスは西海岸での整調後、真珠湾に向かい同地で第1護衛駆逐戦隊第12護衛駆逐艦隊に加わる。その後も西太平洋への巡航を続け、6月10日に横須賀に到着した。極東での任務は11月14日まで行われ、ニコラスは韓国の沖合で第77任務部隊の航空母艦への護衛を行い、また横須賀、沖縄での対潜演習、台湾海域の偵察に従事した。1952年5月3日に真珠湾を出航し再び韓国へ向かう。補充艦艇として第112駆逐艦隊に加わり、始めは第77任務部隊に、続いて第95統合任務部隊の配下として朝鮮半島の砲撃ラインで7月まで作戦活動に従事した。11月に第12護衛駆逐艦隊と共に朝鮮半島に戻り、1953年5月20まで極東に留まる。朝鮮戦争の後、ニコラスは第1艦隊に配属され毎年の西太平洋配備を経験した。第7艦隊での配備では日本からスマトラ島までの範囲で活動し、一方東太平洋配備ではハワイから西海岸までの範囲で活動を行った。1954年の第1艦隊の任務でニコラスは中部太平洋に派遣され、キャッスル作戦の支援に従事した。ニコラスは1959年12月から1960年7月にかけて艦隊回復・近代化改修 ("Fleet Rehabilitation and Modernization, FRAM") が行われた。改修後、第二次世界大戦以来の南シナ海配備が行われ、広範囲な作戦活動に従事した。1962年7月1日に DDE-449 (護衛駆逐艦)に艦種変更され、1965年3月にはふたたび南シナ海に展開した。南シナ海でニコラスはマーケットタイム作戦()に参加し、南ベトナムの海岸線の偵察に従事した。4月15日に任務が完了し、ニコラスは真珠湾に帰還、9月半ばに再びベトナムへ戻る。10月1日にまでに包囲された海岸線に対してニコラスは12月3日まで監視および砲撃任務を行い、その後台湾海峡の偵察任務を担当した。1966年初めにベトナム海域に戻り、トンキン湾のヤンキー・ステーションでの任務に就く。2月末に帰国の途に就き、ニコラスはオーストラリア、ハワイを経由し3月17日に帰国した。その後の西太平洋配備は同様のスケジュールが繰り返された。1966年11月から67年5月までの支援砲撃任務は、メコン・デルタでのデッキハウスV作戦が含まれた。ニコラスは1968年の大半をベトナム海域で過ごし、ヤンキー・ステーションで砲撃支援を行った。1968年に東太平洋へ戻り、ニコラスはNASAのアポロ計画を支援した。10月8日から23日までアポロ7号の、12月19日から22日まではアポロ8号のカプセル回収のため太平洋のカプセル回収海域で活動した。任務従事後真珠湾に帰還し、ハワイ海域で訓練演習を行い、西太平洋配備に備えた。1962年に海軍最古の駆逐艦となっていたニコラスは1970年1月30日に退役した。退役式典は真珠湾で行われ、横には姉妹艦のオバノン ("USS O'Bannon, DD-450") が並んだ。同日除籍され、その後オレゴン州ポートランドに牽引、1972年に解体された。ニコラスの退役後、現役に留まったフレッチャー級は7隻のみであった。ニコラスは第二次世界大戦の戦功で16個、朝鮮戦争の戦功で5個、ベトナム戦争の戦功で9個の従軍星章を受章し、殊勲部隊章も受章した。ニコラスは姉妹艦のオバノンに次ぐ16個の従軍星章を第二次世界大戦で受章し、その経歴において受章した従軍星章の総数はアメリカ海軍艦艇の中で最多である。

出典:wikipedia

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