パワプロクンポケット2は2000年3月30日にコナミ(※)から発売されたゲームボーイカラー(カラー対応)用のゲームソフトである。パワプロクンポケットシリーズの第2作目。キャッチコピーは「こんどはプロ野球編だ~!」。
パワポケ1とともに、後にゲームボーイアドバンスへのリメイク版が発売されている。パワプロクンポケットの続編。前作の物語はパワプロ5に対戦校として登場した極亜久高校に焦点を当てたものであったが、今作ではパワポケオリジナルのプロ球団「ドリルモグラーズ」が舞台となっている。それにより、「パワポケシリーズ」として独立した形式となった。今作より裏サクセスモードが搭載されたほか、ゲーム中に登場するミニゲームを1度クリアすれば「おまけ」で遊べるようになっている。野球部分は走塁操作の追加や前作でのHRが出やすいバランスが改善されたほか、サクセスで作成した選手と実際のプロ野球12球団を使用できるようになった。ただし、前作に搭載されていた通信対戦が搭載されていない唯一の本編作品でもある(外伝作品を含めると、パワポケ甲子園も通信対戦が搭載されていない)。今作をもって、GBCでのパワポケシリーズは終了である(以降、本編は7までがGBA、8以降はDSで展開)。以上4つのミニゲームは、サクセスモード中では2年目にプレイでき、クリアしたミニゲームはおまけモードでいつでも遊べるようになる。クリアした場合は該当する選手が3年目にも登場するが、失敗もしくは2年目中にプレイしなかった場合は解雇されてしまい3年目に登場しなくなる。本作のサクセスモードは前作と同じ世界観ではあるが、プロ野球に舞台を移した「モグラーズ編」となっている。時間軸は前作の極亜久高校が甲子園で優勝した2年後の物語である。全3章から成り、各章が終了する時点で世間評価が一定値を超えていないと、解雇されてゲームオーバーとなる。今作の独自のシステムとして「おいのりコマンド」と「プレッシャーシステム」がある。また、今作から新要素としてアイテムとマニアシステムが登場した。年齢は1年目のもの。「ガンダーロボ」の大ヒットで急成長したドリルトーイから始まった企業グループ。傘下にはドリルトーイ以外に野球チームのドリルモグラーズ、遊園地のドリルランドなどがある。ドリルモグラーズとドリルランドは共に赤字企業であり、モグラーズは最終的に日本一になったことで業績を上げたが、曽根村の陰謀により、ドリルランドがさらなる経営悪化なった事で、オーナーの任月はプロペラ団に株式の一部を譲渡したが、全く同じタイミングで部下の曽根村も同じことをしていたため、最終的にまんまとプロペラ団に吸収されてしまった。前作にも登場した世界最大の興業グループ。今作では傘下の「レシプロ財団」を使って暗躍しており、ドリルコーポレーションの乗っ取りを企む。プロペラ団の傘下の選手としてモグラーズに入団したドミオ(本人は自覚していない)や前作の亀田 光夫をサイボーグ化したハイパー亀田などが登場する。前作と同様にプロ選手との契約活動も進めている。 本作第2のサクセスモード。登場人物はモグラーズ編と同じ。運の要素が非常に強く、難易度は高い。ある日、主人公が目を覚ますとあたりの景色が古臭くなっていた。わけのわからないうちに、主人公は友人の凡田と共に徴兵され、補給兵として戦地に送られてしまう。どのキャラクターも「表サクセス」のときと役柄を変えて登場している。主人公は補給部隊として以下の3つの戦線と、条件を満たすと出現する特殊エリアに向かい、4週間の任務をこなす。あらゆる要素に運が絡むのが特徴で、通常の任務はもちろん、ランダムイベントでも生死が左右される。運が良いとプラス効果のイベントが連続したり、交戦状態にならずツキを順調に稼げたりとスムーズに進行できるが、逆に運が悪いと4週間の任務を終えても迎えの船が来ず体力を回復できないまま任務を続行させられたり、爆撃や雷撃が頻繁にやってきたり、「川で溺れる」「毒ガスに巻き込まれる」「空腹を我慢できず草を食べてしまう」「ブービートラップにひっかかる」といった突発イベントで死亡することもあり、運の要素が非常に強い。なお、公式攻略本では「200週生き残れる確率は1~2%」とされている。ゲーム進行にかかわるパラメータは「体力」と「ツキ」の2つ。体力は直接的な生存条件に、ツキは「爆雷でポン」の発生確率および回避率などの確率的な生存条件に影響する。主人公が何かしらの原因で死亡すると即座にゲームオーバーとなり、セーブデータは削除される。「爆雷でポン」で失敗したり、交戦状態になって主人公が撃たれたり爆発に巻き込まれると死亡する可能性がある(体力が低い場合は確実に死亡、体力が高くても確率判定で死ぬ場合がある)。任務が交戦状態にならなかった場合や、交戦状態になっても生き延びた場合は必ず体力1で踏みとどまる。病気や特定のイベントでも体力が0になって死亡することがある。イベントで発症する「赤痢」「マラリア」「ペスト」「黄熱病」の四つの病気があり、これらの病気は回復コマンド等では治せず、自然治癒を待つしか対処法はない。病気になっていると週の終わりに体力が減少、この際に体力が0になると目の前が真っ暗になって死亡する。41週目以降は大本営で「帰還」が可能になり、選手登録が可能になる。200週生き残ればゲーム終了。100週目には転生した場合にはじめから世間の評価が上がる「銀の勲章」、200週生き延びてクリアすると、「威圧感」がつく「金の勲章」が手に入る。任務の内容は3種類。体力消費が少なく交戦率が低いが経験点は少なくほぼ確実にツキを削られる「安全」、交戦率や体力消費が並だがリターンもそれ相応の「普通」、交戦率や体力消費は多いが経験点やツキの増加など見返りの多い「危険」の3種。一定期間経過すると出現する任務が多少変化する。また、後半になると「安全」の任務にツキを多く削られる任務(「鉄道補修」「焦土作戦」「死体処理」)が追加されるため、生き残るのが難しくなる。選手名および球団名は2000年度ペナントレース開幕当時のデータを搭載したものである。各チーム投手5人、野手12人で総計204人の選手が収録されている。
出典:wikipedia
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