リトルアマポーラ (") は日本の元競走馬。馬名の由来は、英語とスペイン語を組み合わせた言葉で「小さなひなげしの花」。エリザベス女王杯・クイーンカップ(いずれも2008年)、愛知杯(2009年)優勝馬。2007年12月8日、ミルコ・デムーロを鞍上に迎えた新馬戦でディープインパクトの半妹ヴェルザンディらを破り初勝利を飾る。2戦目では武幸四郎に乗り替わり、17頭中9番人気となったが最後の直線で外から豪快に差し切り2勝目を挙げた。年明けの緒戦は京成杯。22年ぶりの牝馬制覇に挑むが道中馬込みに揉まれマイネルチャールズの4着に終わる。その後、クイーンカップに出走。馬体重が大幅に減っていたがここでは1番人気に推され、その期待に応えるように3勝目を挙げ重賞初制覇を果たした。レース後は桜花賞に向けて調整され、レース当日には馬体重も戻りトールポピーに次ぐ2番人気に支持される。レースではやや出遅れたため位置取りがやや後方になってしまい、出走馬最速の上がり3ハロン34秒3の脚で猛然と追い込んでくるも届かずレジネッタの5着に敗れた。その後、優駿牝馬では前走での最速の上がりが評価されて1番人気に支持されたが、伸びない大外を回らされたこともあって、トールポピーの7着に敗れ、レース後はリフレッシュ放牧に出された。しかし、放牧先では春の激戦の影響もあって体調を崩し、調整が大幅に遅れることになった。そのため、秋はトライアルを使わず直行で秋華賞から始動したが、ブラックエンブレムの6着に敗れた。エリザベス女王杯ではクリストフ・ルメールを鞍上に迎えて挑み、道中は前目に付け最後の直線の入口で先頭に立つと、カワカミプリンセスやベッラレイアの追撃を振り切りGI初制覇を飾った。鞍上が武幸四郎に変わってからは後方からレースを進め大外を回すというスタイルであったが、これを先行させて勝たせたルメールの騎乗は、それまで後方一辺倒であったハーツクライを先行させて勝った2005年の有馬記念の再現と評されている。カワカミプリンセスやベッラレイア等の古馬相手に勝利した事が評価され、同年のJRA賞で、並み居る3歳牝馬クラシックホース3頭を抑え、最優秀3歳牝馬を受賞した。4歳となった2009年は鞍上に福永祐一を新たに迎えマイラーズカップから始動。好位からレースを進めたが、直線で伸びあぐねて7着に敗れた。その後、5月17日のヴィクトリアマイルでは好位からレースを進めたが、直線で伸び切れず6着に終わった。その後、6月21日のマーメイドステークスでは中団から最後の直線で追い込んでくるものの逃げるコスモプラチナを捕らえることができず3着に敗れた。休養を挟んで10月18日の府中牝馬ステークスでは好位追走も伸び切れず5着に敗れた。連覇がかかったエリザベス女王杯ではクリストフ・スミヨンを鞍上に迎え4番人気で出走。道中3番手でレースを進めたが、直線で伸び切れず7着に敗れた。12月19日の第47回愛知杯に出走、スタートから好位置をキープし、最後の直線で逃げ粘るブラボーデイジーを交わして1着入線し、1年ぶりの勝利を挙げた。5歳となった2010年は2月6日の小倉大賞典に1番人気で出走。道中先団でレースを進めたが、直線で失速してしまい13着と大敗した。続く3月13日の中京記念では5着に敗れた。続く4月17日のマイラーズカップでは中団待機もまったく伸びず18着と殿負けに終わった。5月29日の金鯱賞では好位を追走するも伸びを欠き6着に敗れた。6月20日のマーメイドステークスでは中団追走も直線では伸びず11着と大敗した。夏の休養を挟み、10月17日の府中牝馬ステークスに出走し、最速の上がりを記録したが、人気通りの7着に敗れた。11月14日のエリザベス女王杯では好位を追走するが直線でアパパネとの追い比べに敗れ4着だった。12月4日の鳴尾記念では道中3番手を追走するが直線で失速し11着と大敗した。そして12月9日、競走馬引退が発表され、繁殖牝馬となる。母は3勝馬。祖母のルイジアナピットは牝馬東京タイムズ杯、阪神牝馬特別勝ち。
出典:wikipedia
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