ノインキルヒェン (Neunkirchen) は、ドイツ連邦共和国バーデン=ヴュルテンベルク州ネッカー=オーデンヴァルト郡に属す町村(以下、本項では便宜上「町」と記述する)。ノインキルヒェンはネッカーオーデンヴァルト郡の南西端、ネッカー川沿いの「小オーデンヴァルト」と呼ばれる地域の標高130mから430mに位置する。町域は、ネッカータール=オーデンヴァルト自然公園内に含まれる。町からさほど遠くない北部にシュヴァルツバッハ川の水源がある。ノインキルヒェンは、大規模郡都市のモースバッハから約16km、別の郡に属す大規模郡都市ジンスハイムから20km、ハイデルベルクからは35kmの距離にある。自治体ノインキルヒェンは、ノインキルヒェン地区、ネッカーカッツェンバッハ地区の2地区からなる。ノインキルヒェンおよびネッカーカッツェンバッハの両村は、ヴォルムス司教領の入植にその起源を持つ。ネッカーカッツェンバッハは1080年に文献に記録が遺るのに対して、ノインキルヒェンは1298年の教会に関する記録により歴史に登場する。13世紀に、両村および周辺の山は帝国都市ヴィンプフェンを介して帝国領となった。シュタウフェン朝が滅びると、1349年に最終的にプファルツ選帝侯に売却されるまで、この村は、地方豪族の支配下に置かれた。その後、帝国代表者会議主要決議に基づき、この村はバーデン大公に移管された。ネッカーカッツェンバッハに対してはミンネベルク城の城主が単独で、ノインキルヒェンに対してはシュヴァルツァハ城とツヴィンゲンベルク城の城主が共同で統治した。1972年に市町村再編により、それまで独立した自治体であったネッカーカッツェンバッハがノインキルヒェンの地区に編入された。住民の約54%がプロテスタント、約41%がローマ・カトリックの信者である。両派ともにこの町に独自の教会組織を有している。ノインキルヒェンは、アグラスターハウゼンおよびシュヴァルツァハとともに自治体行政連合を形成している。その本部はアグラスターハウゼンに置かれている。ノインキルヒェンの町議会は11議席からなる。銀(白)地で、基部は緑色。その上に、右側(向かって左)に塔を持つ赤い教会。塔と、身廊の屋根にはそれぞれ赤い十字架がついている。この紋章は村の名前のキルヒェ(Kirche = 教会)を表している。
出典:wikipedia
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