95式自動歩槍(、)は、中国が1995年に制式採用したブルパップ型のアサルトライフルである。自動歩槍とは自動小銃の意。同銃を示す表記として、上記以外で95式自動小銃、95式アサルトライフル、95式歩槍や95式小銃("自動"を省略)、95型アサルトライフルなど複数あり、中国語でも95式突击步枪(95式突撃歩槍、突撃歩槍=突撃銃の意)、95式5.8毫米突击步枪、95式步枪などと表記する場合もある。中国人民解放軍は、それまで制式アサルトライフルとして運用していた81式自動歩槍の後継として1981年以降、当時としては斬新なデザインであったブルパップ方式を採用した独自の新型アサルトライフル開発計画をスタートさせた。この計画では、命中精度向上を目的とした世界的な軍用小銃の小口径化に合わせ、新型実包である5.8×42mm弾もあわせて開発された。それまでの小銃では、一世代前のAK-47と共通の7.62x39mm M43弾頭を使用している。新型5.8mm口径弾は、主に西側諸国で採用されている5.56x45mm NATO弾に比べ口径は大きいが、発射速度は上回る。その結果として開発された(81式自動歩槍の新型5.8mm口径弾仕様と言えるもの)を、さらにブルパップ方式に再設計し3点バースト機構を組み込んだ改良型が、95式自動歩槍である。この開発計画は、香港のイギリスからの返還に合わせて進められた。なお、開発にあたってはシュタイアー社製アサルトライフル、ステアーAUGを参考にしたという意見が存在する。同様に、ブルバップ方式のFA-MASの影響を受けている可能性があるとされる。それゆえ、一部では通称「チャイナトランペット」と呼ばれている。しかし、ピストンやボルトなどの内部構造は81式の影響が強い。作動メカニズムは、現代小銃として一般に採用されているガス圧利用(ショートストロークピストン式)、ロータリング・ボルト方式を採用。バレル上部に設定されたガス・シリンダーに発射ガスの一部を導くことにより、ピストンにガス圧を与えてボルト・キャリアーを後退させる。コッキング・ハンドルは機関部のグリップ上方にキャリング・ハンドル内側に装備されている。セレクターレバーは銃床左側側面、床尾板に近い後方にあり、銃のハンドガードを支えている手で操作するようになっている。形状は、指かけの突起が設けられた丸いダイヤル状のものである。ハンドルの上部には、各種スコープやナイトビジョンが装備できる。ハンドガードの下にグレネードランチャーも装備可能。8種の派生型と民間向けモデルが存在する。
出典:wikipedia
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