ゲハジ(ヘブライ語:גיחזי)は、旧約聖書の登場人物で、預言者エリシャの従者とされている。彼にまつわる逸話は『列王記下』に記されている。シュネムの婦人はエリシャをたびたび々家に招いては家族でもてなしていた。そんな彼女に何をもって報いるべきかとエリシャが思案していたところ、ゲハジは彼女の出産を願って祝福することを進言する。それに同意したエリシャは彼女を祝福した。彼女は1年後、子供を儲けた。ところが、その子供は数年後に息を引き取った。婦人はすぐさまエリシャのもとに参じて足元にすがりついたが、それを見たゲハジは歩み寄って彼女を突いた。エリシャは子供を生き返らせるためにゲハジに命じ、杖を持たせて婦人の家へと送り出した。ゲハジは到着すると子供の上に杖を置いたのだが、子供が目覚める気配はなかった。そこに遅れて到着したエリシャが現れ、無事に子供を生還させる。エリシャによって皮膚病が癒されたアラムの軍司令官ナアマンは彼に贈り物の提供を申し出たが、丁重に断られたために帰路に就いた。するとゲハジが駆けつけ、エリシャの名を騙って2着の衣服と銀1キカル(約35kg)を要求する。彼は要求した衣服と2倍の銀と手に入れると家に隠したものの、エリシャにはお見通しであった。エリシャの呪いによってナアマンと同じ皮膚病を患った彼はいずこへと去っていった。
出典:wikipedia
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