新三国橋（しんみくにばし）、柏戸陸橋（かしわどりっきょう）は、埼玉県加須市柏戸交差点から茨城県古河市牧野地に至る、国道354号のバイパス道路および当バイパスの橋である。三国橋の渋滞緩和のために建設された。加須市柏戸交差点で国道354号から分岐し、古河市牧野地で再び合流する。隣接する板倉北川辺バイパスが事業中のため、現状では柏戸（遊水地）交差点および柏戸（中）交差点で屈折するほか、柏戸陸橋と新三国橋で東武日光線を2回渡る。国道354号の館林方面から当バイパスに入る場合、一度柏戸陸橋の下を通って土手に上がり、柏戸交差点で左折し、そして柏戸（遊水地）交差点で再び左折し、柏戸陸橋にて前述の国道354号を跨ぐため、ループ線のような感覚となる。このため、大型車などはバイパスを通らず動線がシンプルな現道（三国橋）を使っている事が多い。橋としての新三国橋は埼玉県道368号飯積向古河線と東武日光線、渡良瀬川を跨ぐ橋で、加須市向古河 - 古河市立崎を結んでいる。渡良瀬川の最下流の橋である。埼玉県と茨城県境に架かる新三国橋の五連アーチ橋部分(p3橋脚からp8橋脚までの延長685メートル)は茨城県が管理者となっている。柏戸 - 柏戸（遊水地）※新三国橋で跨ぐだけで接続はしていない。

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