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グロスター (哨戒フリゲート)

グロスター () は、アメリカ海軍の哨戒フリゲート。タコマ級フリゲートの1隻。艦名はマサチューセッツ州グロスターに因む。その名を持つ艦としては2隻目。グロスターは海事委任契約の下ウィスコンシン州スペリオルのウォルター・バトラー造船で起工した。1943年4月15日まではPG-130と呼ばれた。1943年7月12日にエミリー・K・ロスによって命名、進水、1943年12月10日に就役した。整調後グロスターはテキサス州ガルベストンで乗組員の訓練に従事した。1944年6月16日に第38護衛部隊に配属され、その後アラスカン・シー・フロンティアでの任務を命じられた。グロスターはレンドリース法に基づき1945年9月4日にソ連海軍に貸与された。ソ連ではEK-26()として太平洋艦隊へ配備された。その後、1949年10月31日に横須賀でアメリカ海軍に返還され、1950年10月11日に再就役した。1950年11月27日に横須賀を出航、韓国に向かい元山、釜山、仁川、群山で対潜哨戒任務に従事、1951年1月21日に横須賀に帰還した。続いて元山で哨戒および船団護衛任務に従事し、1951年6月18日に戦闘に遭遇した。グロスターは僚艦と共に元山の固定砲台を破壊した。その後も韓国水域での任務を継続し、1951年11月11日、Kojo 沖を巡行中沿岸砲台との砲撃戦を行う。グロスターは直撃弾を与え、1名を死亡、11名を負傷させた。日本での修理を終え韓国水域に戻ると、国連軍への支援を継続した。1952年9月5日に横須賀に到着し、9月15日に退役した。グロスターは1953年10月1日に日米船舶貸借協定の下、警備隊(後の海上自衛隊)に貸与され、つげ (PF-12) として就役し、同年12月1日に新編された第4船隊に編入された。海上自衛隊では、第2護衛隊群第4護衛隊に所属し、1957年9月1日にPF-292に艦籍番号が変更され、1961年12月1日にアメリカ海軍から除籍。1968年3月31日に海上自衛隊から除籍され、1969年3月31日にアメリカ海軍へ返還された。

出典:wikipedia

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